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学生時代って

 芝居をやるごとに、いつも1ヶ月くらい前にDMを知人に送るのだが、今では180通くらい多い時で出している。地道に住所を控えた甲斐があったからだ。周りの芝居仲間はみんなメールで宣伝している。人それぞれだが、なんかメールだけでみにきてもらおうというのが、僕ははっきり言って許せない。しかし毎回送ってて思うのが、小、中、高、大と学生時代の仲間って全然いないな~と改めて気づく。あれだけ一緒に勉強してきた仲間達だが、ほとんど今何してるのか知らない。それってすごく寂しい事かもしれない。学校ってなんだったんだろうと。僕だけかもしれない。人によってはずっとつるんでいる仲間もいるだろう。別に帰宅部でなかったので何かしら仲間はいつもいた。しかし、芝居にみにきてくれてるのは、バイトの仲間やら芝居関係の人やらばかりだ。僕が友達いなかったって事かな。ま、学生時代は暗かったかな。今みたいに自分からバカやって打ち解けようみたいなのなかったし、向こうからみんなが寄ってきてくれてたかな。みんな何やってんだろう・・同窓会みたいなのも一回も知らせ来ないし。ある意味無駄に過ごしてしまった時代だったから、今それを取り戻そうという気が心に根付いているのは自覚している。存在証明でないけど、早くテレビや映画に出て稲吉剛/太平”ここにあり”と知らしめたいもんだ。
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不思議

 やあ~晴れました。映画の中の雨、雨の雰囲気、音等雨は嫌いでないが、今は晴れがいい。洗濯物もやっとほせる。な感じで、さっき用事で近所を廻っていたらたまにすれ違う知り合いの焼き鳥屋の山下さんに会った。近所に住んでいるのだが、山下さんは昔新宿歌舞伎町の伝説の喫茶店(今もあります)パリジェンヌでのバイト仲間でした。山下さんが今働いている焼き鳥屋は伊勢丹の横の呑みや街にある『鳥よし』という店で末広亭の周りに2店舗構えてます。パリジェンヌをお互い辞めた後も僕が知り合いをよく連れて食べ行ってるんですが、ここのもつ煮がとんこつべーすの白い汁で一押しなんです!必ず連れにすすめてる一品です。おいしい店だけあり値段もそこそこなんですが、そんな山下さんに偶然すれ違う度に『アッ、食べいってないな~また行かなきゃ」という気になる。たまにすれ違うのがおもしろい。おもしろいといえば近所に住んでいる芝居仲間のロッキーとはほんとに気持ち悪いくらい有り得ないタイミングなとこであったりする。近所だからよく呑みに行ったりしてるから普段出も会う回数は高いのに、びっくりするのは僕がたまにはいる横浜のバイト先から帰るときの電車で2度一緒になった事がある。別に向こうもたまたま横浜に遊びに行ってた時なだけなのにである。なんなんだろう~これ。最近は近所に住んでいるとだけは知っていた憧れの俳優”O”さんとも初台に住んで5年目で遂にお互い自転車に乗ってる時にすれ違えた。気づいた時にはもう通りすぎていたが、会えるもんなんだな~とその日は興奮状態でした。次は芝居で絶対ご一緒したい!!と念いが強まった時でした。まあしかし、よく出掛けるとなにかしら知り合いにであう事があります。そこで”気持ちに変化を起こさせてもらえたりする”わけだから不思議だ。偶然は必然といいますが誰が最初に言ったんですかね~。

行けてない

 今年は高尾山にまだ2、3回しか行ってない。さぼってたんでなく、理由は色々あるのだが。行ってないと言えば、奥多摩や箱根への日帰り温泉も久しく行ってない。気分転換には欠かせないひとり旅なのだが。もっと行けてないと言えば、27歳の頃一人で行ったオーストラリア以来海外旅行も行ってない。おかげでパスポートも更新し忘れてた。手間かかるんですよね、あれ。自分の趣味というかストレス発散法みたいなものだったのだが、生活のリズムみたいなものがいつの間にか変わってきてるのかもしれない。最近は時間があると兎に角本を読んでいる。僕の部屋は結構な本の量になっている。というのも、たいてい買ってしまう。図書館が近所にあるが、大体本屋で衝動買いしていた。だから、最近は極力ブックオフだ。あれも、場所によって同じ本でも値段が違うので安く売ってる店を見極めなくてはならない。幸いにして、近所のブックオフ幡ヶ谷店は何処よりも安いので助かる・・・話がそれました。そんな感じでよくやっていた草野球とか外で運動することもしなくなった。これはまずいとおもっている。反射神経というか瞬発力が落ちている気がしている。ただ単に運動能力的なことでなく、恋愛的なこともそうなのだが、気に入った女性に出会った時に戦闘体制にはいるのが一歩遅かったり、もっと簡単に言うと横断歩道も、渡れなかったら次でいいやみたいな(この感覚わかりますか)。諦めというか、スタートが一歩遅いんです。脳を生き生きさせてないんでしょう。僕は自分でいうのもなんですが、球技全般にかなり得意です。ボールが好きなんで。
 行けてない、やれてない、気づかないうちに日々流されていたとならないように気をつけなきゃなりませんね。

何度見てもすごい!!

 気持ちがモヤモヤ、雨がシトシト・・そんな時に買い揃えたTBS[スクールウォーズ]のDVDをみ直した。勿論
、タイムリーでもしっかりみていた。今考えてもあの時代の大映テレビドラマシリーズは傑作だと思う。とにかく視聴者の心を刺激して、期待どおりというか期待以上の展開にしてくれていた。今のドラマは個人的に全くもう何年もみていない。見る暇もないが、はっきり言って魅力を感じない。
 で、[スクールウォーズ]だ。なんと言っても、滝沢賢治役の山下真司さんが熱い!!毎回のストーリーに展開があり、次回への持ってき方がうまいので早く次が見たくなる。毎回泣ける。配役が素晴らしい。主題歌「ヒーロー」麻倉未稀さんの歌でやられる。そして、なんといってもドラマのロケ地がほとんど実家の近所の多摩だったのです。イソップが大木の為にけんすいをやっていた場所は実家から歩いて2分の我が母校聖が丘中学校である。お気づきの方もいただろうが校舎がめちゃきれいだったのは丁度出来立ての学校でした。実家の聖が丘という街もその頃できたのです。毎回ラグビー部が練習してたあの折れたゴールポストを治したりしてたグランドはこれまたなんと我が母校多摩第一小学校の隣にあるグランドでした。岩崎良美さん演じるマネージャーの山崎加代が車にはねられるシーンはその小学校の近所の通学路でした。これまた大木の為に悪い足の痛みを隠して外人と河原の土手をかけっこしたとこは小学校横の多摩川でした。よく僕らもマラソンしてました。自分の思い出の地が大好きなドラマの中でいつまでも残って何度もよみがえさせられる幸せ。スクールウォーズファンの為にロケ地巡りツアーでもしますよ。
 ドラマはとにかく熱い。台詞も熱い。でもベタに感じないのが凄い。滝沢さんが大木に河原で「ボールを持って走るお前はイソップ自身なんだ!」「大助、言っただろ、今の川浜のラグビーに一番必要なのはお前のようなファイトのあるヤツだって言っただろ!!」『先生!!」とそこで主題歌『ヒーロー』が流れる。これでやられる。再放送して高視聴率とれるのがこのドラマの凄さだ。そんな感じで自分に足りない”熱さ”を注入してました。そういえば、数年前に小田急線の車両でイソップさんと一緒になったことがありました。もうテレビで見ないなと思ってたけどどうやら普通の社会人になってたようです。少しふくよかになってましたが、知り合いとはなしてる声はまさにあのイソップの声でした。イソップと言えば父親役で出てた北村総一朗氏の顔色は悪かったな~。

赤い月

 6月に出演するバッカスカッパの稽古で池袋まで自転車で行ってきた。今回は元やくざのおっつぁんで今は会社の社長をしていて、15歳離れた妹をいつも心配している親の墓参りは欠かさない義理人情肌の役です。勿論ドタバタしてます。是非観に来ていただきたいです!!
 で、帰りは山の手通りをずうっと走ってきたのだが、ふと左を見ると新宿のビル街の向こうに低く黄色でなく赤い月がドーンとたたずんでました(表現あってる?)。ちょっと気味が悪かった。なんであんな色になってたんだろ~、で今窓から見たら黄色い月が見えました。今日は風邪も気持ちよかったし、新宿のビルの夜景がまたたまらなかった!!自転車がまた調子いいので整備された広い歩道の山の手通りは走っててとても楽しい。特に坂道は登るのが好きだ。下半身強化の甲斐あってめちゃ早いです登るの。いいチャリで横を抜いていく者がいると負けじと追い抜きにかかります。それも、涼しい顔して追い抜くのです。いいチャリに勝つとやっぱり嬉しい。厳しいトレーニングしてますから、当然の結果ですが。でも、たまには車で夜のドライブもしたいな~。

進化する寿司会

 友達で寿司職人の稲子君(僕と同じ歳)と我が家で去年から始めた寿司会が昨日の会で参加者10人の新記録をつくりました。元々広い部屋だったから、ベッドとか大きいものを置くとなんかもったいないなと思い、人がいっぱい集まれるような空間にしたいなと漠然と思ってたのだが。これまた親友の桶谷君が自分ちで年間150回以上毎回違うメンバーを集めて決して広くはない部屋(悪気はない)でギュウギュウになってやる鍋会(尊敬)に参加してたら、自分も部屋で何かやりたいなと考えだしたところに、稲子君が賛同してくれてあれやこれやと人が集まるかなりレアーな寿司会が定着してきました。これも稲子君が普段は品川プリンスで寿司を握ってるのだが、貴重な休みの日をあてて、朝ネタを仕入れ、家に帰り仕込んで夕方から我が家にきて支度し始める。僕はといえば、部屋を寿司会仕様にして、買い出しと後かたずけするくらいなもので会中ずっと台所で料理してくれてる彼にはホント頭が下がる。稲子君はプロの職人さんだから寿司は勿論、最近は豪華なお造りもつくってくれて参加者に目で見る感動と食べてからの感動を与えてくれる。そこに、同じく料理人でオペラシティの懐石料理屋で働いているタクマもかけつけて料理に華を添えたり、会を盛り上げたりしてくれる。会をやるごとにここはもっとこうしようとか改善策がでてきたりでどんどんいい会になってきてます。これからも知らない人達を呼べたらいいし、外国人の人も呼べたら喜んでもらえそうだなと野望のようなものもでてきました。稲子君とも近いうちに100人位参加できる会場をとってやろうと話してます。僕は元々独りでいるのが好きでパーティとか人が集まるとこは苦手だったのにこの変わりようである。人を喜ばす等とおこがましいことは言いたくない。ただおもてなす気持ちは大事な気がしてるんです。稲子君にしろタクマにしろ、力になってくれる仲間がいる限り前へ進みたい。
 因にこの寿司会は僕と稲子君の”稲”をとって『稲々会』としてるんですが、いい名前募集中!!           

才能が素晴らしい

 あだ名がボッチンという面白い芝居仲間がいる。彼の版画作品が駒沢大学駅から歩いて15分のとこにあるOmmblaというカフェで作品展として飾られていたので雨の中だが行ってきた。残念ながら本人はいなかったのだが、彼の作品は大好きなので行ける時に行っとこうと思ったら出掛けていた。彼の作品はユーモアと暖かみとが混同したジャマイカンな作風・・説明しずらいほど楽しいキャラクター達が誕生していました。ビール飲みながら2時間その空間を楽しんできました。
 そもそもボッチンとは10年以上前に舞台で知り合い、お互い口数は少ない方だが波長が合うというのか、芝居も絡みは少なかったがいい意味でふざけあえた。なぜかそのときから彼は僕を「社長」と呼び、僕は彼を唯一の社員扱いをしている関係だ。歳は彼がまだ30過ぎで若いので弟のような存在だ。ロリータ男爵という劇団で大道具を担当しているのだが、とぼけたところが面白く役者でたまにでてくるとおいしいとこを持って行ってしまうのである。一言でいうと芸術家である。一緒に遊びに行くと馬鹿になれる存在なんです。去年は夏にコンドルズの盆踊りを彼と応募して参加してきました。今彼は版画を使って動画アニメを何作もつくりだしてます。これがまた味のあるおもろい作品ばかりです。最近僕も版画ではないのですが動画アニメに声で出演してきました。これももうすぐユーチューブに出る予定.だそうですがおもしろいです。なんかそのうち有名になりそうな予感のしてならないヤツなんです。彼の作品を買って部屋に飾りたいな~。ボッチンのホームページで動画みれます!そして、作品展は7月までやってますよ~。ぼくは今度は誰か誘って行ってあげたいな~。 

得意技

 舞台2つの移動稽古の日々が始まりました。舞台掛け持ちは初めての事です。2つとも僕を必要としてくれたので無理を承知で出演することに決めました。2つが決まってから、震災があり収入源として見込んでいたホテルのバイトがなくなり全く予想外の展開になってしまいました。舞台が終わる6月の後の僕はどうなってるのか・・考えると辛くなるので今だけを見る様してます。 
 昨日は、αでご一緒させてもらってる俳優の幸村吉也さんが稽古場のお茶の水女子大の体育館を使って、アクロバット講習を開いたので参加しました。幸村さんは元JACなのでアクションが凄いんです。若い子達にまぎれて、マットの上で前転から始め、後転、その発展系と順々に僕もやっていきました。途中から高木渉さんも加わりおじさんコンビで開き治って楽しくやる方向転換に。側転で僕は股間筋を痛めてるのでリタイア。若い子達がブルンブルン廻ってる横で寂しい感じになってました。そんな中最後に教わった技だけ僕は得意な技で実際、やってすぐ幸村さんに褒められみんなの前でお手本になりました。その技は、歌舞伎の連獅子で首をまわすあの感じで反動をつけてそこからイメージとして棒高跳びを飛び越えるときの形(お腹が下で地面と平行)の空中を舞い着地するという技。実際見ないとあれですね。ただこの技はαの主宰松本菜穂さんの亡きお兄さんの敬治さんがよくやってた技でかっこいいなと思ってマネて練習してたらうまくなってたという話。やっぱり、なんでも興味を持って練習した物に関しては結果がついてくるんだなと実感しました。そして、前転やらで首筋を痛めましたが、激しく動いたけどどこも筋肉痛にはなってませんでした。日々の筋トレのおかげ!!
 な感じで今だけみてがんばって生きます。

プロのお仕事

 6月に天王洲銀河劇場の舞台でご一緒させてもらう声優の高木渉さんは今公開中の映画「ガリバー旅行記」の吹き替え版で主役のガリバーの声をやっている。多分皆さん何かしら聞いた事のある声の人です。これは観とかなきゃということで、今日新宿のミラノ座へ行ってきました。休日とあって、子連れのお客で劇場は結構埋まりました。大体僕が行く映画はガラガラなので久々にうれしい気分になりました。映画が始まるとガリバー役のジャックブラックがでてきました。そして、声は高木さん。なんか、これだけのお客のなかで観られてるガリバーの声をやっているのが今一緒に稽古をしている知り合いだと思うとちょっと優越感に浸れました。次は自分もスクリーンの中でと勿論思っております。
 映画は皆さんご存知のガリバーの話をCGを絡めて楽しめました。漂流の話なので荒波や船が漂着してるシーンもあったわけで、多分観てるひとの大半は震災とだぶってみえたと思われるドキッとなるとこもありました。こういう気持ちになるから”自粛”という言葉が出回るのも少し分かる気がしました。映画は全然暗くなる話でないんで関係はないですよ。高木さんはこの他レギュラーでやってるアニメの名探偵コナンの劇場版も今やってます。そんな一流の方と6月ダンスカンパニーαという団体の公演で芝居をします。ダンスと芝居のコラボです。
 元宝塚の方や有名なギターリストさんやらも出演される素敵なショーになると思います。6月25・26日は天王洲銀河劇場に是非いらしてください!!めちゃデカイですこの劇場。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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