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知覚変動現在進行形

 仕事終わりに、実家へ久々帰りました。母ちゃんが美容院で丁度駅にいるというので、父ちゃんが迎えにきたら3人で昼飯することに。去年は父ちゃんが病気して弱ってましたが、今日は母ちゃんが心身障害で歩くのがやっとという感じになってました。逆に父ちゃんがピンピンしてたのが救い。
 昼飯は実家の近所にある僕が大学一年の時バイトしていた「泰尚」という和食屋へ行きました。店の看板である社長の小川さんはまだ60歳前にして去年突然の心不全でお亡くなりになり、店には奥さんが働いていました。社長は若い時刑務所に入っていたこともあると言われてて地元では伝説の暴走族の頭やってた貫禄ある人だったそうですが、店に居た頃は大変お世話になりました。その思い出のお店に家族で行くのは初めて。僕が行こうと誘いました。今まででは考えられない心代わりです。家族で昔のバイト先に飯をなんて考えたこともなかったから。店に入り、テーブルの向かいに座った2人はメニューを見て食べたいもの決めたはいいが、店員に伝えるのが下手になってて悲しくなりました。お年寄りの典型でした。
 なんか、恋愛だとか彼女だとかせかせかしてた自分がバカらしく思えるほど今は冷めてます。それより、家族が大事かな。年とっても親は親だし、ここまで僕が生きてるのも親のおかげ。去年も数名の女性にふられましたがそれはそれで”ありがとう”と言いたい。本当に僕の事を分かってくれる最高の女性に出会って、早く会わせられたら幸せだ。
 ちなみにトイレきれいにしてるからか、今日母ちゃんから臨時収入頂いちゃいました。信じる者は得をするんです!!
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しあわせ

 中学時代のプチ同窓会があった。その同期がオーナーしている新宿のバーを貸し切りにしてくれて20人はいかなかったが、20数年ぶりに会うという奇跡。幼稚園のとき同じマンション住んでた所謂幼なじみの女子も来たのだが、小学校以降全く話してなかった関係での再会。向こうのだい一声が「綱吉君だっけ」・・。出ばなを挫かれた。彼女の家に遊び行った記憶が今でも鮮明に残っている。僕は早期の女子苦手症に陥り、中学でも知らんぷりしていた。彼女はとにかく可愛かったので(現在も二児の母だが全く変わらず可愛い)、当時の同期のモテ組男子との噂話を耳にしたりで、陰ながら幼なじみが誇りだった。
 その僕の幼なじみ関係の記憶が一方的な思い出であったことをこの歳にして判明してしまった。彼女は同じマンションに僕がいたことすら覚えていなかった。のだ。”一方的な記憶”・・今回の同窓会でまたひとつ学んだ。『記憶はひとそれぞれ、思い出もひとそれぞれ』。自分が思ってることは意外と相手には伝わっていないということ。
 でも、もう会わないだろうし、話す事はないと思ってた存在だったから、コノ場ができたことがうれしい。
 同窓会はいつもとは明らかに違う空気。生き方も考え方も違う人達の集まりであり、共通するのは同じ歳ということと同じ学校で学んだという事だけ。気心知れた人達との呑みとは全然違うものであった。
 僕は今の自分を否定しない。在りのままの自分を誇りたい。余計な事は考えないで自分を信じて生きたい。

ぷちっ

 マラソンを始め五分もしないうちに左脹ら脛に衝撃が走り、筋を痛めた。その途端大事をとって今日の走りをやめた。WBCで日本が台湾との死闘を制したのを見届けてのスタートでこちらも気合いが入った矢先だったのに・・情けない。軽い準備運動はしたのに、調子に乗っていつもより早いペースで走ったからかな。あとを引かなければ良いが。
 しかし、よく怪我する自分である。でも、それを期にまた強くなる繰り返しなんで負けません。専属のトレーナーが欲しいくらいだ。無理ばかりしちゃって自分じゃコントロールできないとこがある。
 この姿を見てくれてる人もいないから、結局ひとりで解決するしかないんだ。この”特技”がいずれ活かされることを信じて自分の考えを貫きます。

学ぶ

 すごい勢いで空いてしまった。その間に色々心境に変化がありました、成長してます。芝居やる人間がそれしてない時期が長い程、孤独というか罪悪感というかダメ人間のような心境にさせられるのですが、だからってその空いた時間をバイトばかりしてお金ためればいいと言いたくはない。生活費は当然稼がないと生きて行けないが、働かない時間に本や映画を見まくり大事なことにいっぱい気づかされてる日々を送れている。
 忙しくしてればいいというもんではないなあ〜と。そういう時期は以前経験してきて、体もいつの間にか壊されてて病院によく行ってたり、何も気づくことがないまま過ぎてしまっていた気がする。”明日死ぬとしたら”という生き方をしろとよく言われるが、今死んでもいいと思って生きてはいる。ただやりたいことはやれてないのが現実。明らかに心の変化が起きたなと思えるのは、大好きな映画が昔の白黒の映画に変わったこと。
 全く興味のなかった小津安二郎の映画の面白さに惹かれてる自分。名作と言われ続けてる『風と共に去りぬ』や『カサブランカ』『駅馬車』・・・あの類いの作品を見まくっている。どれもが面白い。そして、白黒の映像が好きだ。無駄がないんだ!!。カラーとか今の余計さがつまらない。大河ドラマがイマイチつまらないのはビジュアル重視のキャスティングで本質がないからだろう。その本質の大事さは本を読んで気づかさせてもらっている。いい本に出会って生きるという本質を。本をたくさん読んでる人は成長する。知識ばかり入って先入観が先走るのだけは気をつけたい。
 無駄に生きてはいないよ。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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