メガロザさんの公演まで2週間ちょっととなりましたが、まだ台本も半分できてないみたいだし、内容もわかりません。僕も台詞は早口でしゃべる箇所と歌をうたわなければならず歌詞を覚えることがメインになってます。そして何よりもあれなのは、主宰と僕以外ほとんど20代前半なメンバーで、その彼ら彼女らと混ざってひとり40迫ってる僕がダンスを踊ってるという事です。しかし、これが筋肉痛もこないし息もきれてないんです。日頃のハードトレーニングが身を結んでると実感するばかりです。バイト生活しないで芝居の収入だけで生きてける方は、習い事などにお金と時間をかけることができるので、どうしてもバイトしてる人はかなわないと見られがちだが、そんなの悔しいから僕は平行して習い事もやってきたし、逆にいろいろなバイトをして面白い人たちと出会ってきた。それが俳優太平の財産になってるし、どんどん武器として強みとなっている。
お金をかけなくても体は鍛えられる。高尾山トレはまさにこういう生き方してきたから考えついたやり方だし、誰もやってないし、とにかくきつい。だから、何年も続けてたら、下半身も太くなったし体力も半端なくついた。精神力も強化できる。トレーニングジムで同じ景色を見てただひたすら鍛えるのと、いつも違う景色でお金もかからず鍛えられる‥どっちをとります?もちろん、部屋でリュックに辞書を入れて負荷をかけての筋トレもしてマラソンもして、プールも行く。代々木公園での周りを気にせず発声練習をすることも続けている。求めたらきりがないがやれることは怠らずやる。芝居の人生を選んだんだから、自分が一番になるため負けたくないからやるだけ。足りないと思ったら、そこを埋めるにはどうするか考えてなんでもいいから始めるスタンスは大学時代から変わらぬ姿勢。当然のこと。不器用だという自覚もあるから人よりやらないと話にならんじゃん。
相当足りてない自覚があるのは‥です。
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朝仕事休みだったので、茅ヶ崎へ行ってきました。メガロザさんでわたくし、あのサザンオールスターズにかなり関わる事やるのですが、まだ全然煮え切らずにいるもんでいっちょお出かけしてみました。家にいたら夕方からの稽古にあっという間になってしまいそうでバカらしいので、家に眠ってたオシャレサングラス持参して小田急線で新宿から向かいました。茅ヶ崎は初めてで何処ら辺に海があるのかさえ知らずに駅に着いたら、サングラスして地図どおりひたすら歩きました。駅から相当歩きました。するとデカいステージを設営中の茅ヶ崎公園野球場に辿り着きました。偶然にも明日からここでサザンのライブが行われようとしているのでした。設営スタッフさんでいっぱいでした。なんか、ライブの前の静けさなるものを感じました。明日の今頃は‥。公園の横は住宅地なので、ここの住民はベランダに出て優雅にサザンの歌声を聞けるんだな〜なんて想像しただけでも羨ましい。もうここはサザンの街なんだな〜と。
さて、公園の先に海岸が広がっていました。遠くに見える人がちらほらな海水浴場まで折角だからまた歩きました。噂のサザンビーチに到着しました。時期的なこともあり、さみしい感じでしたが、サザンが愛した茅ヶ崎海岸は”気持ちいい”の一言。残念なのは泳ぎにきてない自分。砂浜を歩いて少したたずんだらもう帰るというつまらなさ。稽古一日休んだからってなんだ、このままずっとここにいたい、できる事なら女の子とダラダラこの空間を楽しみたい!!と思うのは当然だし僕はむしろ人並み以下の青春しか経験してないのだから胸を張って逃亡してもいいじゃないかっ‥と本音がわき上がってきたが、この茅ヶ崎のすばらしさを発見できといてよかった。メガロザさんに出演する事になってなければ茅ヶ崎にくることもなかったろうし、サングラスをしてる自分もなかったろう。目の前の幸せそうに海を楽しんでるカップル達を見たら、やっぱりああいうことしてみたいな〜と思いますよ、人間だもの。でも今日は帰ります。この空気感だけ頭にしっかり残して。絶対好きな子と来ます。そして、なんかふっきれました。来てよかった、これからダンスの稽古に行ってきます。
暑いです。遊びにいきたいです。40歳まで一ヶ月きりました。メガロザさんの稽古、稽古場まで行ったのに2日続けて休みになるという不安定さ。夜の街へ繰り出すか〜!‥とならず下北沢をふらふらして適当に蒸し風呂の我が家へ帰りました。今日はダンスづけの稽古でしょう。 明日は朝からロケです。洪水のシーンらしく濡れるそうです。怪我だけは気をつけよう。
蝉が鳴いてます。でも、気づいたらもう9月なんですよね。今年の夏も結局遊ばなかったです。人間は遊ばずにどれくらい元気でいられるんでしょう?みんな適当に遊んでんですかね。つまらない人間にだけはなりたくないけど、ひとりで楽しいことを探すのにこのごろ疲れました。『怪談』で知られる作家のラフカディオ•ハーンさんが「寂しい」と吐露している珍しい手紙があったそうです。僕も「さみしい」‥なんか同感。だって、誰にもこの気持ちわかってもらえないから。誰がなんと言おうと孤独まっしぐらで生きてる自信あります。一流の俳優は孤独と戦い、負けないために演技でパワーを発散しているのだと僕の定義にあるんで、決して同情を欲してる訳ではありませんので。
暑い夏も、もう少しの辛抱。できることなら”辛抱”でなく”楽しみ”たかった。久々、先日高尾山行ってきました。まあまあの走りでした。お金余裕できたらサングラス買います。紫外線が日々目に辛くなってきました。
内藤選手優勝‥でした。実家に帰ってじっくりみました。あれで、今年の夏を楽しんだ気がします。内藤選手おめでとうございました。
さて、今こうしてブログをかいているキーボードもディスプレイも中塚氏が我が家にきてほぼ半日がかりで新調してくれたものです。画面はデカいし奇麗。キーボードもオシャレになりました。彼が家からわざわざ持ってきて全部僕にくれたのです。夜は目悪くなりそうなので気をつけなければですが、宝の持ち腐れにならないように使います。いつも彼にはお世話になりっぱなしで、ありがたい限りです。
さてさて、トイレのタンクが調子悪く、大家さんにみてもらいました。元々大家さんの印象が怒って怒鳴り散らすイメージが強かったので来た当初に話したくらいで全くコミニュケーションがなかったのですが、最近関わるようになって意外に親切な穏やかな方だなという発見をしてます。東北大震災のときのこのアパートの揺れがひどかったことを話したら、築32年であるらしい。木造で32年‥。早く出たい!!鉄筋にしようかとか考えてたりもしてるそうだが、もう2年たってるのに動いていない。信用できない。次デカいのがきたら、ここは間違いなくつぶれる。出たい!!初台はいいとこだ、この周辺で鉄筋の部屋にしなくては。と、目の前のパソコンが引っ越しの際に回線とかで面倒だなと荷が重くも感じてしまってたりで。なんか、不動産屋さんにカップルでみにきてる光景をよく見かけるが憧れるよな、一人だとなにかと発奮しなきゃならんので疲れるんですよね。ひとりは辛いよ。
今日は新日本プロレス夏の名物G1決勝の日。両国国技館はチケット売り切れですと・・。なぜチケット買わなかったんだろう・・。両国満員のG1決勝を待ちに待ってたはずなのに・・。1年に1回の大イベント、去年も行かずに今年こそは!!と決めてたはずなのに・・。夏を遊んでない自分としたらこれを逃したら何があるんだと言う程なのに・・。。。色々つまらん理由はありますが、今日からメガロザさんの稽古始まるんでこの悔しさというか虚しさをぶつけてきます。内容のある稽古にせねば気が狂うでしょう。逆に稽古で狂ってきます。
因に毎年やってる優勝選手予想ですが、僕は鈴木みのる選手でした。今回あまり騒がれてませんが、しっかり勝ち残ってます、不気味です。あと、柴田選手も充分可能性あるんですよね〜。
いつから、僕は夏を楽しむことを忘れてしまったんだろ・・魅力的な人って遊び上手って言いますもんね。
遊んでいいはずなのに、なにをこだわってるんだろう。むしろ遊び足りてないのにこの先何が待ってるんだろう?自分にご褒美あげないとつぶれちゃうよ、自分次第だからさ。
2週間後、バイト先で出会った大好きだった女子が結婚します。自分が素直になれたとてもいい子でした。また”人生の虚しさ”をひとつ手に入れようとしてると共に、”人の幸せを喜ぶ人間らしさ”を手に入れようとしています。
僕が日舞を五年以上習っていたのはご存知だろうか?誰に勧められたのでもなく、それまで松本さんのダンススタジオに通ってたのだが、足を大怪我して早い動きをする自信がなくなったので日舞は遅い踊りでもあり、俳優さんで名取りになってやってる方もいらっしゃるからいい機会だと思い始めました。
まあ、振りは難しいし唄の意味もわからないしで師匠には毎回あきれられながら稽古してもらってました。師匠は出来る人なんで、逆に出来ない人の気持ちがわからない典型的なタイプの方ですが、1対1で毎回こんな僕に根気良く付き合っていただきました。そんなこんなで続けてたら名取り試験を受けれるまでになってました。そこで辞めてしまいましたが・・。それから、7、8年経ちますが師匠とはまだいい関係でつながってます。
今日は花柳流の方々の会が国立劇場であり、玉川流の師匠がゲストで踊るというので見に行ってきました。演目は昼からやっていて師匠は終わりから3番目でしたが、最初から夜まで見続けました。お客さんは年配の女性の方ばかりで、こういうとこに若い人・・特に芝居やってる人が見に来てていいはずなのに全くいる気配ありませんでした。みんな、何見てるんだろう・・と同じ芸事として参考になるはずなのに。習ってたから、踊りも歌舞伎もおもしろさがわかると思う。自分が踊れる踊れないいは別として面白いと思いました。そんな中、師匠は『老松』という曲を踊ったのですが、僕は習い始めがこの曲だったので、師匠の踊りをみながら、何となく覚えてた自分にちょっと嬉しくなりました。師匠の踊りは勿論凄かったのですが、自分と照らし合わせて振りがどうのこうのは初歩的な事だから当たり前だけど、大事なのは空気感だなと踊りも芝居と一緒で台本からどれだけ膨らみを持たせられるか、師匠の踊りにはゆとりと緊張が調和していてゆったりやっているようで隙がないそんな気がしました。僕の芝居生活にまだ直接日舞が役立ったという仕事はないけど、間違いなく芝居スタイルとして武器になってるはずです。日舞習って来といてよかった、玉川流に出会えてよかったと思えた本日です。
昨日は夕方にトラッシュマスターズの龍坐さんがいきなり訪問してこられ、家呑みしました。そのまま2人で夜は近所の知り合いがやってるバーで呑みました。今までもそしてこれからも”俳優としていい関係でいたい”と思わさせられたおいしいお酒を呑めた時間でした。
そして、今日は久々のドラマのオーディションの話があったのを断って、メガロザの映像撮影で下北沢に行きました。強制参加でなく有志を募っての参加で結果的に出演者の半分のメンバーというのが、納得いかないとこでしたが、出たからには劇団に尽くすのが当然として割り切りました。下北沢の街中でジャージ姿でゲリラ的に踊ったり、アホなことしたりしてきました。なんか20代のがむしゃらな時期を思い出しました。演出の意向がいまいち漠然としていて消化不良な感は否めなかったけど、なんかプライドばかりついて危険なことに手を出さない腰の重い俳優にはなりたくないので、変なこともしてきました。表現方法っていっぱいあるし、俳優は時には恥を承知でやらなければならない時もあると思います。引き出しがいっぱいあるのも一流の条件・・。太平は台本ありきのスケールの小さい俳優ではないとだけ言わせてもらいます。
夏の夕空が赤色で清々しい”8月6日”でした。黙祷。