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居心地

 新日本プロレス神戸大会IWGP選手権はチャンピオンのオカダ選手が勝ちました。アラフォーの希望を託されて挑戦した小島聡選手の健闘むなしく、夢は散りました。最近小島選手いいなと思ってたので是非獲って欲しかったのですが残念でなりません。挙げ句に、肩を負傷して復帰まで2ヶ月かかるそうです。これが、今の新日本選手の勢いの差なんでしょうか。小島選手と天山選手のテンコジコンビは大好きです。いつも二人にはドラマがあるから。ケガを治して戻ってきたときの小島選手の更なる活躍を願います。早くも、10月の両国大会のカードも発表されました。楽しみなカードだらけです。小島選手一人抜けても全くカード編成に影響がない今の新日はやはり黄金期に入ったようです。
 さて、ふと思ったのは、僕は家にいる事を恥じてました。何もしてないようで嫌だったので、常に外にいる時間をふやそうというスタイルでした。なんかそのこだわり捨てようかなって。亡き師匠松本さんは家の中がテレビしかなかったほど空っぽだったとお父様から聞きました。家にこだわりを持ってなかったようでかっこいいなと思いました。僕の部屋にはベッドとかソファーのような落ち着くものは置かないようにしてます。部屋自体狭くなるのも嫌だから。ある仲間から「ベッドがないと彼女できないよ」と言われた事あるけど、それがホントかどうかわからなけど、女子は寄り付いてないことは事実です。
 いつでも引っ越せるように部屋になるべく物を置きたくないというのもあるのですが、芝居やってると衣装とか増えてくし、本もいっぱい読むようになったから理想の”空っぽの部屋”から遠ざかる一方です。
 そんなこだわりを捨てようかなって。実家にいるときは学校から帰ると部屋に閉じこもり映画ばかり見てたり、キン消しでプロレスごっこをしたりするのが楽しくてしょうがなかった。自分の楽しめるものがあるなら、部屋にずっと居ようがいいではないか。才能を磨くこともできる。決して、料理を作って待っててくれる愛する人がいたことなどない。孤独の毎日だが、もうある意味”孤独のプロ”の域に達してるのかな。考え方は絶対違うんだ。外にでればお金使ってしまうし、無理して出かけることもやめようかな。
 恋愛ってしてみたいけど、僕にはそれよりも芝居なんですよ。既に決まってる来年の舞台の事考えたら、今からやれる事なんだろうかと『準備』しとくことを探す事でいっぱいだから。
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スーパースター

 この時代に生まれてきて、同年代で活躍されてるスポーツ選手では、イチロー選手、引退した松井選手がすぐ浮かぶ。同じ時代を生きてきてることが幸せだ。そして、もう一人、カープファンとして一番悲しい時がきてしまった。侍前田智徳選手が引退を発表してしまいました。思っている以上に時代が終わった気がします。いつかは現役を去るのだから、目に焼き付けておこうとずうっと前から思わさせられるほど、貴重な選手でした。球界の宝といっていいほど才能と個性を兼ね備えた選手でした。今でこそ大人気のカープですが、あのころは地味で有名でファンであることを言うと”え、なんでカープなの?”と言われるのが常なほど馬鹿にされたもんだ。
 おかしな話で、はっきり言って今のカープより百倍いいチームでした。前田選手をはじめ、江藤選手、野村選手、金本選手、緒方選手、町田選手と魅力的な野手陣で熱狂させられました。もちろん、前田選手のデビュー試合もたまたまテレビ中継してて、初打席でライト前にヒットを打ったのを覚えています。江藤選手と共にカープの明るい未来を予感させてくれたその試合を今のカープファンはどれだけ知ってるだろう。
 前田選手は派手さはなく玄人好みの選手だったので、一般的に有名ではなかったと思います。でも、常に気になる選手だったし、すごい成績を残してました。ただ、アキレス腱を両足きってしまったりでついてない加減が相当だったので、たらればではないですがもっとすごい選手として、時代に名を刻めたことでしょう。当分前田選手のようなスーパースターは現れないでしょう。だからこそ、スーパースターなんですが。カープファンとして、デビューから彼のことを応援してこれたことはほんとよかった。スーパースターとはなんぞやということも学びました。改めて、前田選手の活躍は勇気をもらえました。もう、二度と見れません。もう、二度と。同年代を生きて来れてよかった。前田選手お疲れ様でした。そして、夢をありがとう。

感じる日

 今日は、雨だったり、晴れたり、曇ってたり、風の音、空の景色、虫のなき声など、メガロザ終わって空虚になってる僕の心に敏感に反応した日でした。父ちゃんと僕の誕生祝いをかねて実家でごちそうをしてもらってきました。母ちゃんも5年分の大量の薬のおかげですが、元気になってました。
 先日いいともに出演した”遠くて近い先輩”佐藤二朗さんの録画DVDもやっと見れました。昔に比べてテレホンショッキングの時間が短くなってたのであっという間で残念でしたが。でも感動しました。
 行きと帰りにそれぞれいつもお世話になってる人のとこへいって挨拶してもこれたのでよかった。
 人はそれぞれ生きている。いつまで今の平和な世の中が続くかわからないけど、多分続くだろう。でも、僕らは限られた人生。限られてるんだ。人生に台本もなければ、演出もいない。今日感じたことは明日も思い出せる。でも、また同じ人たちに会えるかといえば、それはできない。思い出の中だけでしか会えない。生きている限り死が待っている。それは、自分の死だけでなくすべての人が。僕は40歳になった。だれもが40歳になる。今、若い人たちもなる。その時点で自分がちゃんと生きれているかだけが全て。だとしたら、僕は今いい生き方をしてこれたと言えるし、今もそうだ。これからも。
 父ちゃん、母ちゃんに今日は少し素直に振る舞えた日でした。

来た来た来た〜

 メガロザさんの公演も明日のひと公演まできました。人生お金がすべてじゃない、常識とか持たないほうがいい。今回の公演はまさに僕の人生の分岐点になったと追々言える出演でした。もちろん見に来ていただいたお客様あってであり、次またメガロザさんを観にきてくれるかは言及したくない。劇団に出るときは客演である限りその一回一回が勝負であり、つまらないと思わせた時点でその劇団に次でることはしない。当然の事。ギャラをいただいてるわけでもなければ、自分に全て委ねられる事だから。
 今回の僕はみんなやりたがらないこといっぱいしてます。でも、お客さんを喜ばしてます。自信になりましたよ、かなり。生きてるんですから、自分の考えたことを貫き通してきてよかったです。若い人たちと敢えて40歳の僕がとびこんでいき、ダンスやら歌やら一緒にやって楽屋下がってきたら僕が一番息切れてないんです。いや、手抜いてませんよ、ダンスなんて一番怖いんですから。毎日家帰ってきて食事して洗濯して風呂たいて••ちゃんとやってますよ。でも疲れてません。自慢とかじゃなくて、考え方なんですよ僕が言いたいのは。高尾山トレとか普段の取り組みで可能性なんていくらでも切り開くことできるんですよ。この僕ができてるんです。苦しいと思ったことって、考え方さえうまくすればチャンスに変わるということを実感してます。避けてはいけないんです。それを楽しんで乗り越えたとき成長が待ってるんです。
 若い人たちとの出会い、新しいスタッフさんとも出会い、枠にとらわれない俳優太平はまた前進しました。明日最高のもので終わりたい。
 そして、誕生日早々に先日受けてきた来年の大きな舞台のオーディションに受かったと事務所から報告がきました。恥ずかしながら、トム以来のオーディション合格は2度目です。とりあえずオーディション受かって自信をつけることを狙いにしてたので、勢いのっていきますよ!!

ズシ〜ン

 夜中目が覚めて携帯見ると、毎年一番に”この日”に連絡をくれる道代さんからまたお祝いメールいただいてました。私、40歳突入です!!自分の誕生日忘れてました。今日から小屋入りで完全に忘れてました。こんなことあるんですね。30代が無性に恋しいです。誰もが通過するわけだけど、なるとなんかさみしい。その、40の日にメガロザさんに関わってる自分。さあ、いつもと違うぞ、何かが起きるぞ、でもすごいことであってほしい。もう、下がりたくないい。たとえ、下がったとしても這い上がるのが私ですが••。公演を上向きで終わらせたら、旅に出ようかな••なんて。
 何かが変わる。何かが寄ってくる。そろそろ、いいだろう。
 まずはメガロザさんで爆発するだけ。

話さない

 今日は公演前の最後の貴重な休みでした。足りない衣装そろえたり、髪きり行ったり、バイト先に有給休暇申請しに行ったりでうろちょろしてました。はい、僕生意気にも有給休暇とれるんです。いっぱいあるんですが、いつも舞台の為に使っちゃってます。遊びに3日間とかそういう使い方してませんね〜。
 芝居やってるときはやっぱり集中してるからなんにもいらない気分でやってきました。ただ、先日事務所の紹介で受けてきた来年の舞台のオーディションの結果が一行に知らせがこないので、ああまたか••と気落ちします。舞台がとても魅力的だったのもあるし、オーディションに一度受かって弾みをつけたい!!という気持ちが強かったので。あと、そのオーディションで芝居はともかく最終アピールみたいなのさせられて、そこで僕は今までピリピリしてた会場の空気を爆笑させてガラッと変えさせたことをやりました。なのにである。じゃ、そんなの最初からやらすなよ!という感じだ。僕はぱっとすぐにうまく見せれる起用な俳優じゃありません。じゃすぐ見せれるようにしろよと言われたらそれまでですが、そこで勝負できないから色々な方法を考えて自分が生きるための道でここまできた。自分の”目”と才能を持った人たちと出会って僕の良さをわかってもらうしかないんだ。もうちょっとなんだよな〜。別にオーディション受かれば最高だし道は拓けるよ、きっと。でもそれ以上に落とされた人間は「ありがとう、アンタが見る目なかったから落としてもらったおかげで、僕はまたとてつもなく成長することができました」と言える展開が待っている、僕の場合ね。悔しいのは、早くお客さんに僕が大きいとこで活躍してるとこをみてもらうことがまた延びたということ。
 こうして、オーディションに使ったパワーやら、今携わってる舞台のパワーやらお金に結びつくわけでもないのに生きるためだけにやってると本心から言えるけど、本音をはける相手が時には欲しいね。僕は負けないけど、こうして落ちてくんだろうな人間って。
 ふと、高校時代に山岳部の冬合宿で行った雪山の静けさと大学の研修で1週間泊まりに行った上田のキャベツ畑
農家の自然を思い出しました。今生きてる証をもっと追求したい。

見てろ〜

 メガロザさんの公演まで10日をきりました。やっと集中して稽古してる感じです。若い子ばかりで戸惑いもありましたが、型にはまりたくなかったから、おっさん敢えて飛び込みました、この中に。小劇場してます。何で今そんな事をと思われるような恥ずかしいことかなりやってます。やりますよっ!だって僕は一流の俳優になるんで今の自分の立場見たらこだわりとか言ってても、じゃ〜テレビ出てんの?とか言われてかっこわるいだけなんで。動かなきゃ始まらないから。みんながやらないことしてかなきゃ”大部分の中の一人”になっちゃうんで。絶対そこには入らないように心掛けて生きてます。やっぱり、最終的には考え方なんだろうな。なんもやってない人からなんか言われても、それってつまらない生き方してる人の観点だから聞くだけ損ということ。
 僕がこの先どうなるかなんて、誰も興味持たないかもだし、みんな自分が結局かわいいから人の事なんて無責任なんだ。まだ俳優で食えてません。でも、考え方は『一流の俳優になる』ことが一番で生きてきたので時間かかって当然だと思ってます。一流=ギャラをもらえるとかテレビや映画にでてる人ではない。人間らしさを出せる人、その人間らしさが奥深い人が真の俳優であると僕は思ってます。だから、必要だと思ったことならいくつになってもどん欲にいく。まわりをみたら焦るのは否めない。でも、僕は僕。その人たちに負けてるとは思ってないからそのうち追い越すことができると思えてるから、これからも戦う。

にんげんらしさ

 昨日、初めてバリウムを飲んできました。40歳から上の方々の健康診断だったので周りは年輩の方々しか目にはいりません。”おじさん”の仲間入りをしたという現実をみせられる瞬間でした。別にだからってなんとも思わないですけどね。誰もが通過するとこだし、逆にいつまでも青年でいるなんて気持ち悪いことですから。大事なのは、検査結果であり、腹が出たとか身長が縮んだとか体の劣化を表示されないこと。幸い、僕は日頃の鍛錬の成果のおかげか年齢に平均した数値でした。あてにならんが、体内年齢は21歳でした(ちょい自慢)。体重が4キロ減ってたのがショックでした。楽天の田中投手の大記録の陰には奥さんの支えと言われてます。だったら、自分はここまでひとりでなんちゃら維持してきましたよ!!素敵な女性に出会った•ら•お互いに幸せになる自信ありますよ。
 なんか気になったのは、コンビニの本棚見るとビジネス本とか自己啓発本が目立つこと。僕もその手の本は読みまくってるからかもだけど、気づかないうちに世の中は病んでしまってるなと。一体何冊読めば本当の世界にたどりつけるんだろう?次から次へとそれっぽいタイトルの本が出てきりがない。自分もこの本なら今度こそはとまた買ってしまう。一体どこへ行けば気が済むんだろう。明確に成果がでた時点で、早く本屋に並ぶ本が趣味や遊びの本で占められる時代がくることを望む。
 最近、稽古から家に帰ってきての孤独感が増してくるばかりだ。誰もみてくれてない、どんどん自分の人生は経過している。誰も見てくれてない、気にかけてくれてない、自分で発信しないと流れてしまう。あたりまえだとおもうことがない境遇にいる自分を大事にしなくては!否定される筋合いもない。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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