揺れている、ひきりなしに揺れている・・我が家が。向かいに建っていた古屋敷が取り壊され地盤整理でショベルカーやらがどんどこどんどこする度に我が家があからさまに揺れる。こんなに揺れるものだろうか。一種のアトラクションに乗ってる気分だ。6月でまたアパートが更新なので、今新居を探してます・・とこうしてる間もドンドコ揺れている。ここら辺の地盤が弱いのか、うちがボロイのかはもうどうでもいい、早く出たい!タイムリミットはあと2ヶ月。
話は変わって、高尾山トレ全くやれてません。昨日記事に高尾山でトレイルランやら犬の散歩やらで迷惑だと言っていた。何を今更という感じだ。一般人の戯言にしか聞こえない。ブーム好きの方々がいきなり山登りしだしたと思えば、昔から親しんでた人間に対して偉そうに迷惑扱いをしてきたということです。自由に走り回ってると登山者が危ないかららしい。あなた方が全く関心ない頃はとてもひとけのない聖地でしたよ。自然破壊で山を追い出される野生動物の気持ちです。頂上手前にはでっかい公共トイレまでつくっちゃって、どうかしています。山に親しんでもらいたいためというより、金儲けの為に山に来てもらいたいという感がしてならない。ゆずるようで悔しいばかりだが、”レジャーランド高尾山”には行く気がしない。ので、トレーニング代え時かななんて思ってます。
そして、広島カープ強すぎます。投手陣が揃ったというのが大きいのですが。長年カープファンでありながらそんなに興奮はしてない自分がいます。ひねくれてるんですかね、カープ女子とか騒いでますけどあれもブームの一環ですし。なんでもっと早く気づかないんですかね・・一緒に喜びをわかちあうとかできませんもん僕には。
ひねくれてるんでしょうね〜自分。
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一昨日、事務所から大きな舞台のオーディションの話をもらい、気合いと冷静さのバランスを保ちながら夕方自転車で会場へ向かった。その場所とは丁度阿部総理とオバマ大統領が食事をする予定の銀座並木通りのすぐ近くでした。と、会場の手前まで来て携帯を見ると、事務所からの着信で今日のオーディションは中止になったと伝言が入ってた。今頃言われてもどうするのという憤りに襲われた。人生かけて生きてるのにこうも簡単に予定を変えられてしまうんだから、この世界も非道だ。この気合いはどこへ向ければいいのか・・SPが路上で円をつくって何やら打ち合わせをしている横を通って警官がうようよいる今夜の食事会で使う寿司屋の前を通って、自転車の停めてあるみゆき館まで戻った。
銀座をフラフラしながら帝国ホテル、日比谷公園、赤坂見附、神宮外苑・新宿バルト9と長旅をした。こんな行き場のない日こそ、やけくそで、一度やってみたかった”ひとり焼き肉”をしようと幡ヶ谷の店の手前までくるもイマイチ食欲がなくもったいないからまたお預けにした。
結局TSUTAYAに入り、安売りしてたDVDの中からオーソン・ウェルズ監督(第三の男)作品の「審判」カフカ作を見つけたので買って帰宅しました。あのヒッチコックの「サイコ」で主役のアンソニー・パーキンスがまた主演だったので、見たくなりました。今日の過程がなかったらこの映画とは巡りあってなかったでしょう。まだ見てないのでこれから見ます。
ひとからいただいたチャンスとはいえ、やはり一個一個が勝負なのにあっさりなくなると、精神的にキツイです。ひとりでまた立て直すのか・・。また、俳優として強くなるんだからいいんだけど、今日はツライっ。
下北沢駅のすぐ横に駅前劇場とOFFOFFシアターという2つの劇場があり、その裏に本多劇場と楽園という2つの劇場がある。一角に、大きさはそれぞれの名物劇場があるのだが、今日は本多劇場へ昔共演させてもらった女優さんが出演している東京乾電池の公演を観に行きました。俳優柄本明さんが主宰の老舗劇団です。と、気づくと同時期この他の3つの劇場にもそれぞれ知り合いの俳優が出演していたんだと・・。
出来るだけ観に行きたいのだが、この状態はキツイの一言だ。昔は一日にまとめて二つ観に行く体力・気力があったが今は全くない。ので、今回も優先順位をつけての観劇です。気を使うんですよね〜この業界も。自分が舞台に関わってたら、堂々とお断りのメールを送れば済むのだが、空いてる時は正直に向き合ってしまう。嘘が付けない性格なんで。
こちらに悪気はないから、観に来てもらえなかった側は自分の作品に魅力がなかったのだと思って貰いたい。そう謙虚な人達ばかりならいいのだが、そうもいかないのが人間なんで面倒くさいんです。顔を広くすればするだけ大変です。
蟹江敬三氏のお別れ会の日程と場所が決まりました。絶対行かねばなりません。ふと、自分の携帯を開いたら、釜を振り上げてまさに人に襲いかかろうとしている恐ろしい形相の蟹江さんが壁紙で居たのでした。
望みがないのに、なんか期待してしまう大人げない自分に反省。男だから、独身だからしょうがない時もある。でも、いい加減無駄なものは無駄だと気づきました。お金の使い道にはもう気をつけます。ちょっと、この頃ふらついてるもので。
自分を裏切る事はしたくない!先日昼にやってる報道ステーションで蟹江敬三さんの追悼特集がやったので、録画をしてみました。テレ朝の番組だけに徹子の部屋に出演していた39歳の時の蟹江さんの貴重な映像も拝見できました。まさに今の僕と同じ時期です。生きて来た時代が違うし既に大活躍されてたから、同じ年代としたらあまりにも差を感じてしまうほど蟹江さんにはオーラがありました。僕は改めて蟹江さんを追いかけてきてよかったと思いました。蟹江さんのような俳優になりたいのは言うまでもないのですが、ルックスは真逆だし演技力も雲泥の差かもしれません。でも、僕のこころの中では、常に自分の演技をしてる時に蟹江さんを意識してきてることに偽りはないです。意識しまくりです。『蟹江イズム』と今命名します。亡くなられてまだひと月も経ってないのに、もう世間では過去の事のような扱いで名前もでなくなってきてます。僕は絶対忘れません!!!今日もこのあとNHKで追悼番組があります。
いつまで喰えない俳優でいるのか、ウレルのかとかいろいろ迷走する位置にいますが、俳優蟹江敬三さんこそ本当の役者だと思って追いかけてきたから、あの方のような俳優が今の業界に見当たらないない限り僕はあのポジションを狙っていきますよ。見当たらないから。
本当に面白い映画が最近ない気がします。部屋に眠ってたビデオを久々に見ました。『必殺4恨みはらします』です。
見た事ありますか?やっぱり凄かったです。蟹江さんがこの映画でも悪役で出演されてるんですが、恋してしまうほど素晴らしい悪役ぶりなんです。監督はあの「仁義なきシリーズ」の深作欣二氏。俳優陣は豪華すぎて名を綴るのも大変なので省略しますが、はっきり言って今活躍されてる俳優さん方とは明らかに質が違います。時代のせいにしたくない魅力的な個性をそれぞれが醸し出して、この必殺シリーズでも最高の出来になった作品だと言い切れます。
いい映画って、見ていて夢中になれて現実を忘れさせてくれるほどの世界を描けてる作品がいいのに、このごろワクワクした作品を見た記憶ないです。昔は・・って言い出したら年寄り扱いされてしまう世の中ですが、敢えて言います!昔の映画は面白い!!!見ればわかります『必殺4』。
今やたらと”心に響く名言集”みたいな偉大な方々の名言を集めた本をみかける。僕も随分お世話になっている。それ関連の本の溢れ具合は異常だ。それだけ、今の世の中が混迷してるから縋らざるを得ないのだろう。
ふと思ったのは、今までで自分に投げかけてくれた何気ない言葉でも”お言葉”に祀り上げていいのではと思う言葉はあるじゃないか!と元気が湧いたので記したくなった。これを「読んでくれた方に元気をあげたい・・」なんて性に合わないことは言わない。僕自身が素直に”勇気が湧く”ので発信するべきだなと、名言は自分の周りにいくらでもあるんです。
まずなんと言っても、僕が初めて蟹江敬三さんにお会いできたトムプロジェクトの「絶対零度」の公演の終演後にロビーで蟹江さんに掛けてもらったお言葉『近いうちいいことあるよ』。僕は勝手に解釈して頑張ってたら蟹江さんと同じ舞台に立たせてもらう日がくる!!と心にいつも抱いてやってこれました。受け止め方はどうあれ、あのあとトムプロジェクトの松尾スズキ演出「王将」に抜擢してもらい、そこで出会えたのが今至ってる佐藤二朗さんであったりなわけであの公演が”いいこと”だったのかも。
次は、映画監督望月六郎さんの劇団に出演した時に、共演させていただいた伝説のコメディアンこと内藤陳さん。陳さんが退院明けでの仕事復帰で話題の公演でもあり、亡くなられる直前の貴重な現場でした。陳さんはトリオ・ザ・パンチというコントグループでお弟子さんを引き連れて、芝居の中でコントを披露するゲスト的扱いでした。それで、コント終わりに芝居を中断して、僕が司会でトークするというとんでもない重責を任されたのです。その時に僕はしでかしてしまった事があるんですがそれは置いといて、楽日の公演終わりに陳さんの楽屋にご挨拶に行った時に掛けてもらったお言葉『頑張れよ』。誰から言われるガンバレよりも意味合いの違う勇気をいただけた言葉です。
そして、先日終った「荒野のリア」の舞台。楽日打ち上げに、その日の公演を見に来られてた伝説の人形作家の四ツ谷シモンさん(唐十郎さん達と活動していたレジェンドで滅多に公然には姿を現さない方)が参加するという奇跡に遭遇でき、麿さんと並んで座っている光景を目の前でみれるという幸せに浸れたのですが、そのシモンさんが「荒野のリア」の話について感想を語りだした時のお言葉『君は印象にのこってる2人のうちのひとりだ』。理由とかは聞けませんでしたが、あのシモンさんの頭に残ったというのだから、とてつもなく嬉しかった。共演陣の方々の中で僕だけ雑種とか言ってることがどうでもよく思えてしまうほど、影響力のあるお言葉をいただけました。はい、自慢です。自慢させてください、それだけ伝説の方なんです。
日々、ボーっ生きて、こういう方々とお会いして何も感じず終らせてしまうか、ドラマチックにするかは本人次第。自分の人生これからだけど、いつどうなるかわからんもん・・残しておきたいから・・僕というひとりの人間が生きてる間に出会えた素敵な事について。
昨日、蟹江さんの奥さん宛で手紙を書きました。夢中で蟹江さんを追いかけてた甲斐あって、二度ほど奥さんにお会いしてるのだが、どこの誰だか知らない自分にとても温かく接してくれたのです。僕が蟹江さんが大好きだというオーラをだしまくってたので、向こうも気分良くしてくれたのかもしれません。だから、心のおもむくままに手紙を書きました。
そして、昨日蟹江さんがレギュラー出演してたシリーズの2時間ドラマが放送されたのですが、知り合いの俳優さんが同じ刑事役で常に蟹江さんの横にいました。なんでしょうね、すごい複雑でした。簡単に共演できちゃってるんですから。蟹江さんを意識しすぎて、敢えて”遠い存在”にしてただけなのではないか・・勿論僕は対等の位置でとは言えませんが、気持ちはそれくらいの立場になって芝居をぶつけられる位置になって舞台やら映画でという気持ちだったからで敷居を高くしていたのかも・・・。先ほど、YouTubeで「犯す」長谷川安春監督作品を見る事ができました。若かりし蟹江さんは”選ばれた俳優”でした。圧倒的なものがありました。僕の目に狂いはなかったと言えるとともに、あの方と同じ土俵に立つということがどれほど大変なのかも改めて痛感しました。
結果的に夢は実現できなかった。。こだわりを捨ててれば、どんな形であれ蟹江さんとまた会えて同じ現場にたてたかもしれないのに。そういえば、先日の「荒野のリア」の打ち上げでご一緒したベテランの俳優さんにも「自分の形持ちすぎてる」と言われた。とりようによってはこだわりすぎてるということなのか・・・・。
僕は蟹江さんの訃報を聞いても泣けなかった。泣きたいのに・・。自分がおかしい。どこでつまらなくなってしまったのか。昔からの芝居仲間には「いい意味でも悪い意味でも”毒”が無くなった」と言われていた。それが全てだろう。
昔は思いついたらどっか遠くへ独りで旅行していた。もう今は全く旅に興味がなくなっている。女子に振られすぎてるうちに気づいたら青春とかいえる歳でなくなってた・・。よく聞くのは、一流の選手や俳優さんでも『今の奥さんの支えがあったから』って言葉は必ずでてきます。全く無縁だ。自分の中で前向きという姿勢といいようにとるという姿勢の築き方を間違ってるのではないか。このままただ自分を納得させてつまらなくしてるだけなのではないか。
今の環境がいつまで続くのか・・このままがマズいと思うなら、全てを捨てる覚悟が必要なのだろうか。
蟹江敬三氏が胃がんで亡くなりました。共演する夢が叶わずに終った。また追いかけていた人がこの世を去りました。
まさかのまさかです。信じられません・・・・・・・信じたくない。蟹江さんの奥さんは当時蟹江さんを追いかけていた僕のことを覚えてくれてて優しい方でした。今の心境を察すると気の毒でなりません。いや、まだ信じたくないです。どうするんだ、これからっ。蟹江さん!!今、目の前にはあなたからいただいた99、5、31、付けのサインと絶対零度のポスターと初主演の映画「MAZE」のチラシがとても輝いてますよ。
僕にとっての贅沢は、毎日一冊は本を購入すること。週刊誌であれ文庫本であれ古本であれ本屋に行かない日はないほどです。先日買った本で『結局、どうして面白いのか「水曜どうでしょう」のしくみ』佐々木玲仁(フィルムアート社)があります。大泉洋さんが出てる大化けローカル番組を臨床心理士の著者が分析するという内容です。僕は知ってたけど番組は見た事はありませんでした。ただ、ああいう番組を自分も撮ってみたいなとは思ってるので、参考の為に買って読んでみました。番組のコーナーでメインのサイコロを振って行き先を決めるコーナーは、以前僕も自分の旅先を決めるのにやったことある(この番組より前に・・自慢)ので思い出が甦りました。
10年以上前になんか自分の人生に刺激を求めてた時があり、じゃあ海外のどこかへ行ってこようということになり、ただ観光じゃ意味ないから友人の立ち会いの元、世界地図を拡げて、目をつぶって自分が投げた駒が落ちたとこへ行くということにしました。勿論ロシアでもイラクであってもです。全く躊躇なく投げた一投は、なんとアフリカの南部ナミビアでした。当然行く方向で準備は進められ、ヒラリアの予防注射もしてきました。が、問題が。旅費が高過ぎました。一週間行くだけで50万はするのです。親に借りるにしても高過ぎます・・悩んだ末ナミビアは断念しました。
では、どうする?となり、漠然と「鳥になりたいな〜」なんて考えたらじゃあ空を飛ぼう・・スカイダイビングだ!バンジージャンプだ!!ということになり、両方できそうなとこはどこか探したらオーストラリアのケアンズとなりました。ナミビアを辞めた報いもあるので、いざ旅立つ寸前の空港で、あの時立ち会った友人に電話してバンジージャンプする時に叫んで欲しい言葉を求めました。友人は『素人童貞』と言ってくれとのこと。「よし、わかった!!」ということで友人と男の約束をして、いざひとりケアンズへ旅立ちました。約束の言葉は色々ハプニングありでしっかりカセットレコーダーに収録してきました。帰ってきて友人にも聞かせて納得してもらえました。
去年行われたハリウッドコレクターコンベンション(ハリウッドスターと会える会)でエルム街の悪夢シリーズのフレディことロバートイングランド氏のサイン会に僕が金田一耕助に扮して行ってきた模様をドキュメンタリー調で武者君に撮ってもらった映像を先日見させてもらいました。編集したらなかなか面白い記念作になりそうです。YouTubeに是非流したい。武者君、編集期待しております!!