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有り難いよね〜

 横浜の「青」で働いてた時の店長橋口さんが今やってる馬車道のオープンテラスのフランス料理屋「KATIA」で本日貸し切り営業するので助っ人として働いてきました。橋口さんとは同じ歳で気が合うというのもありましたが、「青」が閉店してみんな離ればなれになったのにまたこうして頼りにして呼んでくれたことがなにより嬉しい。
 全く生きる世界が違うのにである。馬車道は大好きですが、これで気軽に呑みに行けるお店ができました。オシャレなお店なんですよ。ホント、連れて行ってあげたいのに僕には”そういう人”がいないので残念な限り。
 でも今日は楽しく働いたな〜。橋口さんこんな僕を頼りにしてくれて有り難う!!
 銀座で稲子氏が店長してた寿司屋の時も僕を頼りにしてくれました。橋口さんにしろ稲子氏にしろ元々出会うきっかけはカズさんであり、彼のおかげで色々な貴重な方との出会いをさせてもらえてる訳で、芝居人生のはずが実は料理人業界の方々の方が親密な付き合いをしてきてます。
 何度も言ってきたけど、いいお店、いい職人さんの店を知ってるのに、僕には楽しませてあげる人がいませんでした。うまくいかないですよね〜、外見で判断されて中味をみてくれてないんで・・・。そんなこと本人が一番わかってますよ。だから、中味じゃ誰にも負けませんよ。素晴らしい仲間が全てじゃないですか、そういうの? あてにしてくれれば飛んでいきたくなるの当然でしょ。。人の為に働くって気持ちいいです。
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言いたくない事

 『お客様は大事にしろ』  亡き師匠松本敬治さんが僕にくれた深い言葉です。 
どうしても、度々思い出さずにはいれないほど、知り合いの舞台を観に行くと分かってない方々が多過ぎます。僕は客出しというやつが苦手です。舞台終ったあとに挨拶するやつです。もちろん、お客として行った時です。なるべくすぐに劇場を去るようにしています。というのも、空気をよんで他のお客さまとお話してくださいという配慮もありますが、知り合いの役者さんの中には宣伝の時だけ調子よくメールで送って来ておいて、観に行ったあとに顔合わすと「ありがとう」だけ言って、もう他の知り合いを探してる仕草をしてる心ここにあらずな方がたまにいます。”ほっぽりだされるんです。” 自分のことしか考えてないんだな〜ってむなしくなります。そういう気にさせられたくないから、会わずに帰るんです。元々舞台を観に行くんだから、芝居で満足させればいいんです。それで、あとからしっかり電話なりメールでしっかりお礼を言えばいいこと。下手に終演後ロビーに顔出してお客様に話のひとつもふれないなら宣伝しないで欲しいし、出てこないで欲しい。
 僕は芝居のプロだと思って生きてます。お客様一人を大事に出来ない人間がお金とって芝居なんかして欲しくないし、観に行きたくもない。
 誰がなんと思おうが、そこに嘘偽りは無し。。。

 感じるままに生きてきたはず

 さてさて、41になり、Facebookでお祝いの言葉をたくさんいただきました。ほんと有り難いです。意外な方からもいただいたりで、胸があつくなったし。
 実家に帰って御馳走してもらいました。この歳になっても帰るとこがあり、みんな元気なことが『なにより』なこと・・。まさに時間よ止まれって、今なんです。これ以上先に行くと避けられない現実が待ってるわけで。甘ったれだけど、気づけてるから、気づいてるからこのどうしようもない現実を少しでも和らげたい。でも、明日にもきてしまうかもだし、わからないのが世の中なんだ・・・。
 だから、僕は芝居で表現したい。悲しみを。人それぞれ感じることは違うから、それが個性につながり芝居に反映されるのが理想だ。一人芝居がやりたくて芝居をはじめた。そして、お金をいただいてデビューした芝居が一人芝居でした。ただひたすらやりたかったから。そして、その夢を話したら協力してくれる方々が現れたから。親に反対されたけど、本当にやりたかったから振り切りました。  あの時の情熱は、今どこへ行ったんだろう・・。自分のやりたいことに突き進むパワーは生きていくと邪魔も入るし、自分も弱くなるからって言い訳してごまかしの人生に変わってやしないのか?
 感じたままに。それを形にしなくては僕のこれまでは無駄になる。世の中を斜に見て来たはず。劣等感をパワーにしてきたはず。もっと、悲しみを感じろ。悲しみなくして生きる価値なし。。

 宿命

 やはり、神はいるのか・・。左足が治る気配がない。手触りで右足にはない固い筋がある。そこを中心に痛い箇所が数カ所。走れないし、走ったらそのあと余計に痛くなる。病院行けという話である。近所の病院じゃあてにならないと思う。大学病院はお金かかるしな・・・。
 怪我しないために鍛えてきたのに、鍛え始める以前に痛めたとこが今になって悪化するとは、どこまで僕を病気や怪我と闘わす人生なんだと半笑いするくらいだ。6・7年周期で大怪我や病気に巡り合ってしまうジンクスは存在していました。とういか今回は3年前の帯状疱疹以来だから早まってます。
 プロのスポーツ選手なら怪我との闘いというが、演劇界で怪我や病気と闘ってる人間もここまでくると、自慢したくなる。健康第一というが苦労した人だからわかる言葉で健康な人にはわからない言葉だと思う。今は扁桃腺をやられかけている。走りたくても走る事ができず運動不足になり、健康管理が出来なくなって扁桃腺をやられた。仕事はしなくちゃいけないし、このままでは良くはならないだろう。さあ、どうする?今回はどう切り抜ける?
 平穏はない。油断なんかしてないのに、僕はまだまだ試練を与えていただいてるんだ。

 農大劇研

 僕は東京農業大学出身である。丁度、20年前に入学しました。”20年”である。コワい。よくまだ無事生きていると言ったほうがいい気がする。まだたまに夢で試験勉強しなきゃっ!!みたいな汗かいて目覚める時があるが、学校に行って勉強することからとっくに解放された人生なのである。
 農大でも演劇研究部との出会いが僕の人生の全てでした。個性的な尊敬できる先輩方がいて、同期が今では道は皆それぞれですが、僕の中では最強のライバル達です。あの頃は部室が年中寝泊まりOKの状態で、お酒もOKだったので、よく家に帰らず部室に泊まったもんです。毎日泊まってる先輩がいて別に話し込むわけではないけど、尊敬してたから一緒に夜を過ごせるだけでなんか嬉しかった。部室自体は物で溢れてて清潔ではなかったので、夜中寝てたら、顔の上をゴキブリが這ったこともあったっけ。そんなことを思い出しながら、卒業後初めて、劇研の懇親会に行ってきました。なぜ、今になってなのかは色々理由はありますが、今まで断固として拒んできたのに遂に参加しました。
 今の劇研は部員が1年から4年合わせて60人近くいます。昔じゃ考えられません、というか普通に演劇にそんな集まるのも珍しいのでは。僕は有り難いことに歴代の幹事さんとはうまいことつながれているので、今回も今の幹事の熱意に負けたという感じで、他は話した事のない若い人の集まりに勇気を振り絞って部室へ足を踏み入れました。行ったら行ったで楽しむ事を最近覚えた自分なんで、とりあえず向こうは警戒してるだろうから、話しかけ易い人であることを全面にだして、話しかけまくりました!!みんな温かく迎えてくれてあっというまに時間は過ぎてました。先輩面したとこで、こんだけ年離れたおっさんじゃどうしようもないから、同年代のつもりで接しました。思ったより仲良くなれました。みんな有り難う。楽しかった。
 僕の代ではまだ劇研とつながれてるのは、他にいないでしょう。何年経とうが、農大劇研だったことは変わりないので今の部員さん達も僕にとっては宝だし、同じ時を過ごした先輩、同期、後輩・・みんな僕の宝です。
 これからも農大劇研を応援します。僕の原点ですから。。。

何が起きてる?

 代々木公園が封鎖されました。封鎖!!?デング熱っていきなりどうなってるのという感じです。一昨日も発声練習の為に公園行ったら、全く人っけなかったのにはビックリ。かまわずいつもの場所で始めようとしたら、蚊が早速寄ってきたので、やっぱり退散してきました。で、今日封鎖って・・。NHKに用あって行ったあと、隣の渋谷税務署のあたりにいたら、半ズボンの無防備の僕の素足に蚊がウヨウヨしてました。今のとこ異常ないので良かったけど、公園内だけが危険なのか疑問になってきた。
 いつも行ってたとこが、封鎖されることにまだピンときてません。
 さて、今ユーロスペースでレイトショーしてる「FORMA」坂本あゆみ監督/仁志原了脚本の映画がすごいことになってます。世界の賞と日本の映画賞をいくつも受賞して、中味も見た事ない作品になってます。僕は大昔にこのお二人と出会ってまして、10年以上経ってこうしてまた劇場でお会いしてくることができました。才能もってると信じてたけど、本当にすごいことになってたんで感動しまくりでした。
 是非観に行ってみては。そして、僕は監督とまた仕事できる日を夢みて精進してくだけです。。。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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