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 ぶれずに悩む

 今年も無事に生きれました。家族も。毎年、この時期がくるのが嫌いでしょうがない。世間が休みに入ろうとしているし、みなさんなぜか盛り上がっている。年末年始のテレビなんか見たくもない。捻くれてるのはわかってる。家でゆっくり見てるほど流暢な精神も環境も僕にはないから当然なこと。裏を返せば憧れるし、そんなのんびり生活ができる方々が羨ましいのだ。
 でも、僕はそういう時こそ、色々考えて進んでおくんだ。みんなと一緒のことしてたらそのまま終ると思うから。。。
 2014年の大晦日。8連勤の仕事の末の休み。なんとか昨日忘年会もやれて、最後の日はやはり横溝正史さんのお墓参りをして、一年の感謝と来年への願いを祈ってきました。そして、尊敬もしてるしライバルでもあるトラッシュマスターズの龍坐氏と奥さんにお酒をお付き合いしてもらってきました。龍さんはウレるべき俳優さんです。その龍さんといつでもガチで芝居をしたいと思っています。お互いに本気で出し合えると認めあってる仲なんです。実現させます。
 2014年は特別な年・・だって蟹江さんが亡くなったんですから。それが全て。蟹江さん本当にありがとうございました。僕の中ではいつまでも生きてもらってます。"kanie"は続きますよ。。安らかにお眠りください。
 さあこい、2015!
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 ”本物”がいた

 元カープの黒田投手が帰ってきます。。ビッグニュースです、まさに。大リーグで活躍中でとてつもない契約金も提示されてたのに、カープに戻る選択を選んだのです。我々根っからのカープファンは戻ってくると信じてたので、より一層感激しております。カープ女子とかミーハーさんが騒ぐのとはわけが違う嬉しさです。
 ここまでの道のりは長かったけど、夢が叶ったのです。歴史的事件と言えます。これも全てスタッフの執念とファンの想いがあったから。そこまで人を動かさせる黒田投手が”本物”のプロ選手だった証で、その選手がカープでデビューして、その時から応援できたことがよかった。僕自身も幸せ。にわかカープファンにはとうてい理解できない心地です。。
 世間では早速大騒ぎとなってます。プロの世界にもお金だけの汚いイメージをくつがえしてくえた救世主がいるということです。一年契約ですが、それだけ来季に全てを掛けてるんでしょう。そして、やってくれるでしょう。緒方新監督のもと、揃う人が揃ってこれ以上ないモチベーションまでカープはきました。来季のカープははっきりいって強いでしょう。
 ファンを裏切らない・・欲で生きる人間・・プロの世界は特に・・でも”本物”はいるんです・・黒田投手を早く見たい・・かっこいいです・・金じゃない・・こころです・・僕もなかなかわかってもらえないけど・・気持ちは同じ。。。
 今日は歴史的な日、2014・12・27を忘れない。

 なんかある

 ここ数年恒例となってきた家族の誕生日会。母ちゃんと姉ちゃんが共に12月末で近いのでまとめてのお祝いを本日多摩センターの三越内にある中華屋にてやってきました。店の決定は母ちゃんの希望で。毎回父ちゃんが張り切って店を予約してくれるんです。家族で集まれるのも限られて来てることを一番感じてるかもしれません
 クリスマス前といっても普通の日なんで店はお客さんはまばら。と、隣のテーブルに子供を連れた奇麗な女性が母親と三人で座る。その女性見覚えある!偶然にも芸能人の方でした。旦那なしでの夕食だったようです。 
 稲吉家の誕生日会は以前、実家の近所のしゃぶしゃぶ屋に行った時は父ちゃんの頭にいつのまにか大きなムカデがいて、母ちゃんが気づいてちょっとした騒ぎになったことがありました。ムカデがどこからきたのかはわからないまま、店が一応お詫びをしてきて、肉を一皿サービスしてもらいました。父ちゃんに何もなくて良かったのですが・・。
 で、今回の隣テーブルに芸能人。稲吉家はなんかもってるんですかね。うちの親はもう高齢ですが、若く見えます。安心はできませんが、こうして家族四人が集まって外食するのもあと何回できるか・・毎回心によぎる辛さがあります。隣に座ってた芸能人さんはおばあちゃんと母親と子供。幸せそうでした。稲吉家は兄弟そろって結婚してません。今がよければといえばそうですが、切なくて切なくてしょうがないです。
 なんかもってる稲吉家だからこそ、僕ら兄弟がなんとかしなくてはなりません。今日は終わりました。明日はきます。家族もいつかはいなくなっていきます。わかっているのにどうしたらいいんでしょう。。。。

 戦うヒト

 プロレスラーの入場シーンって大好きです。格闘家の須藤元気さんは入場50%・試合50%と言ってたくらい入場にこだわってました。確かに須藤さんの入場は毎回芸能人かというくらいパフォーマンスに秀でていました。なぜ入場にとかそういう説明は野暮なんです。”かっこいいんです””ドキドキするんです”そして”一緒に戦ってるんです!”毎年1・4東京ドームの新日本プロレス大会は試合より、ゲートからリングインするまでの花道を歩く選手を見てる時が一番幸せかもしれません。ドームに響きわたる各選手オリジナルの入場曲が興奮を盛り上げてくれます。 
 ドームでの思い出は一つ目は新日対UWFの歴史的対抗戦での武藤選手と高田選手の入場シーン、二つ目は新日本が低迷していた時代に最終手段として実現したノアの故三沢戦と蝶野選手の試合での三沢選手の入場シーン、三つ目は猪木さんがまだ現役の頃、あの入場曲がかかり会場がいっきにヒートアップして、さあっ!とでできたのが故春一番さんでドームの花道を一人堂々と成り済まして歩いている姿に大笑いしたもんです。
 来年の話ですが、1・4今のとこ行く気はないのですが、個人的に桜庭選手と鈴木選手の試合が気になります。どちらも新日の選手ではないのに・・。桜庭選手の入場はやはり歴史を築いてこられた方ですから、重さが違うし、映画”スピード”のテーマ曲ですから、盛り上がるんです。
 選手の試合直前と俳優の舞台直前って緊張感がにてるんじゃないのかな。舞台も闘い、試合前という感じなんです(僕だけかもですが)。だから、毎回自分の中にテーマ曲が流れてます。燃えるんです。選手も俳優もリングと舞台に上がればつくりあげてきたものを見せるわけですが、その直前までってそのひとそのひとの生き方や考え方が反映する時間なんです。だから、選手がどういう表情で入場するかすごいみてます。一番集中力をためてる時間。
 僕も毎回お客様が劇場に入られてるころから楽屋で凄い集中が始まってます。そして、幕が開きいざ出番という時、太平という俳優がお客様の目に入った瞬間から空気を変えれる、いい緊張を起こさせられる存在になれることをいつも目指してます。プロレスラーの方々がテーマ曲がかかりいまかいまかと待ちわび、ゲートに姿を現した”あのとき”の興奮のように・・。

 偏ってる?

 ほんと最近、一般誌にも特集されるほど新日本プロレスが流行ってます。その勢いは本物です。どこの会場もチケットは売り切れてます。特に後楽園ホールでの大会は即完売らしいです。・・・うれしい反面、なんか人間って・・という感じです。自分を棚にあげてるのかもですが、僕は創設者アントニオ猪木がいて大好きな藤波辰爾や長州力が激しくやっていた時から、そして闘魂三銃士が現れ、格闘技ブームでプロレス離れになり今となってはブランドと化してるG1クライマックスの両国決戦のチケットがご招待券ばかり出回ってて、いざ会場に行ってみるとガラガラという寂しい時期も応援して新日本の最盛期から衰退期を通りまた黄金期にと歴史をちゃんと見守ってきました。周りからはプロレス好きと言っても馬鹿にされてました。なんですかね、皆さん見る目がないというか、結局人間って・・という感じです。
 敢えて言います。『プロレスは僕にとって人生でありバイブルです。』周りに流されたくないとずうっと言ってる訳が少しでも理解してもらえますかね?
 カープ女子とかいわれて広島カープも関東の試合でも球場は赤だらけの光景が今じゃ当たり前なほど、カープも流行ってます。これも一緒、ミスター赤ヘルの元祖山本浩二が引退表明したあの西武との日本シリーズからファンを貫き通してきた自分としては、なんでカープ?と言われてきてたけど、『だってカープだから』としか言えないです。見てればわかるでしょと。ところが、今のカープには魅力を感じません。選手は見られてる限り、高いギャラをもらってるプロなかぎり、ドラマをつくってなんぼの世界。ちやほやされるのは結構。それに応えてるかと言えば、裏切ってばかり。厳しくファンはならなきゃいけないんです。だから、ちやほやしてる方々はちゃんと見てないし、それに浮かれてる今のカープの選手もどうかという感じなんです。
 というわけで、散々自分が応援してたものがけなされてたのに、今は今だけ見てる方々などが増えて流行ってます。いつ好きになろうとそれを否定するのはお門違い。ただ、人の見る目は誰にもわからない。否定されて来た人間だから敢えて言わさせてもらいました。”自分の目”をどれだけ信じて生きれるか・・流されたくない・・群がる習性は人間の強みでもあり弱み。僕は、これからも”ひとり”で行く。。

 ひと仕事・・OH

 誰かが見てる

 昔見てたNHKの大河ドラマ「太平記」をまたDVD借りて見直してます。”本物”を見たいというのもあったし、なんか”太平”だしみたいな、でも時間ある今のうちにと思ったので。出演者がしっかりしてるとやっぱり単純に面白い。それは、俳優さんの力であり、スタッフさんの力でもあるのだろう。結局、”本物”は違うということ。。
 僕はアルバイトを色々やってきましたが、ほとんど接客業です。人と接するのが大の苦手だったのに、よくも続いて来たもんで。今年は二度ほどお客様から、僕という接客人を気に入ってもらうことがありました。どちらも年輩の方から。やってて、素直に嬉しいし、成長できてる自分を実感する。今までにやってきたお店には僕に大きな影響を与えてくれた店員さんや社員さんがおりました。その出会いが、必ず活かされる時が来ると思ってます。どうしても、最終的には役者としてということになってしまうのですが、役者は台詞ありきではないと思ってます。中身だと思ってるんで、人と出会って勉強させられることがあればあるほど強みになるし、財産になるんだと。
 人間の深みが役者の味になる。表面的な役者になるくらいなら、初めから役者なんてやってません。人生を注いでるんですから。当たり前の考えでしょ。だから、苦手でも、僕は色々なとこへ顔だすように心掛けてます。

 ひとりの処方

 今週の週刊現代の記事に今年お亡くなりになった著名人の方々が特集されてて(もうそういう時期か)、蟹江敬三氏の写真もでてました。野球好きの蟹江さんが素振りしてるプライベート写真でした。それだけの一枚が欲しくて即買いしました。ほんといい顔しております、一緒に野球させてもらいたかった・・。絶対零度の時も劇場のロビーでひたすら無言でスローイングの真似をして準備運動してる姿が記憶に残ってて、僕もいつからか舞台の準備運動で蟹江さんをイメージしてスローイングをやるようになりました。宇津井健さん、高倉健さん、菅原文太さん・・昭和の名俳優の方々が続けてどんどん亡くなられてます。時代を背負って演技をしてた俳優さんでした。今活躍されてる若い俳優さん方にそこまでの雰囲気を感じれる人があまり見当たらない気がします。それでも活躍できちゃうんだから、悔しいです。だから、その気持ちがある限り僕は勝負し続けます。
 咳が発作的にでるもんで、近所の病院行ってきました。なんか、あてにならない感じのお医者さんでした。吸入器を初めて購入させられました。口に咥えてシュッと肺に薬剤を投じるやつです。注射した足もまた痛みだしてきました。筋トレやらしっかりやってきてるのに、元々の軟弱体質やら昔の無理がたたってたりでもう体がボロッてきてるのか・・ほんとやりきれないです。この辛さは僕しかわかりません。辛いけど、やるしかないんです、自分を守りながら。つぶれても誰も助けてなんかくれないから。そういうもんだという事も分かってるから。
 そんな体調でしたが、浅草に和太鼓習いに今日も行ってきました。いつの間にか和太鼓も一年以上浅草まで通ってました。続けることは僕の長所なんでしょう。習い事も色々やってきましたが、積み重ねた月謝費を考えるとよくまあ払ってきたもんです。その分海外旅行とか遊びに使っちゃえばとかは全く考えません。活かされてるの?と突っ込まれても、どうなんですかね・・やらないよりかはやってきたほうが全然ましだと思うし、どこでどうでるかは死ぬまでわからないですから。動かないより、自分に足りないもの補う事をいつも考えて生きてる証ですし、”やって来た人間”の強みとして誰かがきっと見てくれると信じてやってくしかないでしょ!
 多摩の放火魔、まさに近所でした。昨日のニュースで犯人の顔を見た父親が「あれだあれだ。」と数日前に近所で目撃した、出会って逃げるように去って行ったという不審人物が彼だったみたいです。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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