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 ”コツ”はコツコツと

 
 雨の日は狙い目です。。乗馬の日でしたが、生憎の雨。キャンセルしようかと誘惑に負けそうになりましたが、そんな流暢なこと言ってられません。雨だからこそ行くことにしました。
 なんと、キャンセルだらけだったみたいで、僕は先生とマンツーマンで受けれました。そのうえ、ひと講習のはずが、生徒が誰もいないということでもうひと講習マンツーマンで受けて来れました。。こんなもんなんです、頑張ればいいことはあるんです。おかげで、軽速歩という馬の軽い走りに合わせて立ったり座ったりの動作が最初の講習ではちっともリズムが合わずでしたが、ふた講習目でコツを掴んだとこまで行けました。
 雨の日はお得です。。ていうか、不思議です・・いつの間にか僕、乗馬始めてるんですから。なんか覚悟がまたでてきたんでしょう。。。。ものにします。.
 
 週刊ポストで連載中の春日太一さんの「俳優はことばでできている」は毎週欠かさず目を通していて、蟹江さんや夏八木さんなど名俳優の貴重な言葉が知れるのですが、突然『役者は一日にしてならず』(小学館)で文庫化していました。素晴らしい内容と俳優の方々のインタビューだったのでいずれ出るとは思ってましたが唐突でした。
 蟹江さんの記事の時は全部買って切り抜いていました。今回その内容も全部収録されてました。お金がないこの時期・・・・でも即買いしてしまいました。それだけ価値あるんで。
 春日氏の『なぜ時代劇は滅びるか』(新潮新書)も以前買って読まさせてもらいました。とても面白いし勉強になります。なかなかここまで突っ込んで取材されてる若い作家もいないのでは。表紙で圧倒されますよ。
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 何が見える?

 
 ボッチンが3月26日(木)六本木新世界というライブハウスで版画アニメの上映会をやることになりました。その合間にコントを挟む事になり、僕も出演することになりました。ボッチンワールドのコントなんで、絵本のようなパフォーマンスのようなクスっとするような小道具もこだわった面白いものができると僕自信も楽しみにしている内容になります。
 一日だけなのですが、是非いらしていただければと思います。舞台とはまた違った空間です。
 
 松本敬治さんのような一緒にいて”パワーが出てくる”凄い方と知り合いになりました。その方は自称『唄う旅芸人』と言ってる歌手の方です。去年、カズさんに誘われて見に行った「府中の阿波踊り」で精力的に動きまわっててチームの先頭に立って踊ってる女性がいました。すごい輝いてたので単純に話たいなと思い、踊りが終ったあと露店の綿飴を買って人混みで行方が分からなくなりかけてたが、なんとか探し出して話しかける事ができたのです。勢いで記念写真やらメアド交換やらしてもらいました。周りからはナンパだと言われますが、本当に、踊ってる彼女に惹かれたのです。。
 連絡を取っていくうちに彼女がただの踊り手さんではなかったことがわかってきて、偶然なつながりもあったりと、声を掛けたことが必然だったのだと思えるようになったのです。
 昨日、旅の途中で東京に寄るというので、お会いさせてもらってきました。話していくうちに、世界観というか生きてきた経験なのか全く自分と真逆なタイプな方でした。凄すぎる話を聞かせてもらったのですが、そこまで行く彼女の生い立ちが信じられない話(笑)が重なってるので、こういう人がいうことも真実なんだと改めて視野の狭さを修正せねばと思わされたのです。彼女の住んでた家にコウモリが住んでて、つかまえようとしたらパ〜ンと煙のように破裂して消えた話。その家が竜巻にあって吹き飛ばされてしまった話。車を運転していてのぞいたフロントミラー越しにカッパが映っていて喰われるかと思わされたこと、事故で生死をさまよって奇跡の生還を遂げたこと・・・すべて真実だそうです。
   信じられますか?
 彼女にとっては真実なんです。それを僕は信じたい。だから、彼女は”今を生きてるんです”
 なんか、昨日は興奮がとまりませんでした。僕自身、つまらないことに悩まされてた矢先だったので尚更に。
 カズさんが阿波踊りに誘ってくれてなければ、出会わなかったのだしあの方に早速感謝しました。
 元気をくれる人はいっぱいいるけど、彼女は松本さんのように『勇気』を湧かせてくれる凄い方です。
 
  僕の視界がまた拓けました!!

 もう少し、もう少し

 
 去年は足に不安があったりで、最悪の二回しか行けなかった高尾山。昨日初トレしてきました。ブランクあったけど30分ちょいで頂上までいけました。衰えてません、私。時期が時期なんで人もまばらでよかった。帰りは左膝痛が来て、歩行が困難になりかけました。左膝は後々危険かも・・。
 さて、いよいよ黒田投手がカープのキャンプに合流しました。現役大リーガーの日本復帰、そしてカープ愛の約束を守っての復帰。イチロー選手に次ぐ久々の球界フィーバーと言っていいでしょう。
 大リーグ日本人初の30チーム勝利に王手という記録が掛かってて、そして20億という契約金が掛かってて・・カープに戻ってきたのです。欲がなくても、大リーグ残るでしょ普通。でも黒田投手はカープに戻ってきました。彼の気持ちは誰にも理解できない境地です。でも、ひとつ言えるのは本物のプロだということ。『最後はカープで』と言って旅立ってから、毎年向こうで活躍してても、今年こそは今年こそはと昔からのカープファンは待ち望んでました。こちらも、彼が本物のプロだと信じてたからいつまでも待ってました。
  ついに、その時が来たのです!!今年、カープは優勝という気になってます。緒方監督になり、新井も帰ってきていい流れになってます。黒田投手がどれだけ活躍するかはわかりません。そんなことより、彼のプロ精神を全ての人が感じてあげなければいけないのです。
 僕も”本物の俳優のプロ”になるために生きてます。すごい学ぶとこあるし、彼のデビューから見ていてほんとよかった。わかってもらえないことがいっぱいあるもどかしさを僕も芝居で証明してみせます。
 僕もプロですから。。

 投資っ・投資っ・闘志っ!

 
 松本敬治さんに言われた言葉『芸の為に金は惜しむな』。
 お会いしてすぐに言われてからというもの、僕はずっと貫いてきている。
 ”乗馬”ついに始めました。お金掛かります。自分の生活大丈夫か・・考えたら弱気になってしまう・・それほどの掛けにでてしまいました。今、和太鼓も習ってるのにどうしてしまったのか。。
 でも、自分の勘とそういう流れと勢いが全て合致した瞬間なんでしょう。今年頑張ればいい話がくる予感、去年いきなり見直したくなった大河「太平記」でメインの俳優さんがみんな馬を乗りこなしていたという刺激、時間のある今・・とタイミングがあったのです。
 僕はただの小劇場の役者になるつもりは元々ないので、計画としては当然の流れなんです。
 実は馬に乗るのは2度目で、1度目はロンドンに行った大学時代に遊びで乗った記憶はあるんです。でも本格的に乗るのは今回が初といっていいでしょう。初の”お相手”は愛嬌のある若い雄の『フィーバー』でした。
 ひと言で可愛かった。乗馬も思ってたよりもスムーズにでき、楽しめました。
 と、手の届かない習い事と思ってた乗馬を始めてしまいました。時間あると習い事という意識が根付いてます。遊び下手も困ってしまうけど、全く遊んでないです。やっぱり、芝居を一番に考えて生きてますから。
 人間形成は10代・20代前半で決まると言うけど、確かに合ってると思う。あの時感じてきた気持ちがパワーとなって根底にあるから、今こうして意地でも喰らいついていけてるんです。
 生活も今まで通りにはいけない・・覚悟しなくては。。。

 苦しんだあとに・・


 ふと思い出すことが、いったいどういう意味なのか・・。
 20代後半の時、”フラクタル”というユニット(フラジャイルではない)に出演させてもらってた時期で主役を任されたにもかかわらず、わがまま言ってオーストラリアのケアンズにひとり旅しに行く事を決めて、稽古しょっぱなを休んだ事がある。ほんと、自分勝手に生きていた・・。それだけ、主役ということに覚悟を決めての強行決意だったのです!周りは迷惑なだけでしたでしょうが・・。
 ケアンズでは色々やりたいことを全て実行して充実した旅行でした。内容は省きます。
 ふと思い出したのは、帰りの飛行機内で海の上をひたすら飛行中に窓の外を眺めてたら、急に日本に帰れるのか不安になったことです。日本とオーストラリアの間は長い海を渡らねばなりません。飛行機という乗り物でひたすら海の上を飛んでいるわけで、トラブルでもあったら日本には帰れないな〜なんて世界の広さを実感させられたんです。。ただそれを、ふと思い出しただけなんです。
 多分、今悩んでることなんて、『世界規模で考えればほんと小さいこと』なんだと脳が教えてくれてるのかも。今は辛いです。でも来年大きな仕事をもらえるチャンスがあるんです。その為にも、大きなことをしとかねば、話は来ない気がしてます。ただ待ってても僕には好い事がない。これまでも、勇気をだして挑んだあとにご褒美がくるパターンだから。
 勇気・・自分で奮い立たせるしかない人生はかれからも続く・・・のか。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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