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 分かる人には分かる事

 日舞を5年習っていた。こう見えても。。その前に松本さんのジャズダンスを習っていたが、足の大怪我をして負担のかからない穏やかな踊りを習おうとシフトチェンジをしたのがきっかけだった。
 玉川流の日本舞踊稽古場で、師匠にはほんと長い目でこんな出来ない自分の面倒を見ていただいた。名前は言えないが弟子には凄すぎる俳優さんがいらして、国立劇場でその方がお忍びで踊る機会があり、楽屋に入れてもらいお話させていただいたこともある。誰だか知りたい方は直接僕に聞いてください、ホント凄い方ですから(笑)。
 で、なんでブログに今書いてるかというと、あの時教わった所作というか着物及び袴の着方を忘れてはいけないなと思い家で眠っていた着物やら袴を出して着れるか試してみました。
 結果はちゃんと覚えていました。頭に染み付いているもんで、体が勝手に動いてくれました。おまけに畳み方も大丈夫でした。やっぱり、無駄にしてはいけないこととはこの事で、意外にできないことをしっかりやっておくって大事でしょ。
 俳優なら見られてる訳ですから、”品”とか”所作”は大事ですよ。ほんと。僕が言うのもなんですが。。
 やってればにじみ出る事だから、本物になりたいし。なかなか着物着たりする機会はまだないですが、忘れてはならないことですね。
 というか、金田一耕助をずっとやってきて袴・着物を着る事やってきてるわ!!役だってました! 
 
 もっともっと着物の似合う男になりたい。本物なんで、自分。。
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 熱意の為に

 今は、こころのメンテナンス中です。
 週末に六本木音楽実験室 新世界にてボッチンと愉快で奇妙な仲間たち『悪夢のミュ−ジカル』に出演して参りました。
と、言っても私は前回同様客席に紛れての途中参加という形。今回はほんと最後の最後に立ち上がり、舞台上の出演者と台詞を掛け合う流れ。
 舞台に一回上がるも再び客席に戻り、また途中ででてお客様にあとせつをしてしまうというなかなかない演出。主宰でもないのに(笑)。で終わりかと思えば、出演者が出て来てまた演目が始まり、自分も舞台に飛び込み終わるという形。   ボッチンの作品に出演する時はこのパターンで、ドンドン面白い事できればいいなと野望が広がります。
でも、劇場入りする前日からの日々は久々にきつかった。とにかく小道具に凝ってるのが売りの集団だが、人は集まらない、計画性がないのでしわよせが半端ない。僕は参加者でも一番年上なのに関係ない。昼から稽古場へ行き、小道具を作り、夕方から通し稽古。さ、帰るぞ・・とはいかず小道具作り。稽古場が泊まれるのでそのまま拉致された形で夜中も作り続ける。そして搬出。そして未完成の小道具作り。朝4時、仮眠。5時半起床。劇場7時入り、搬入、ひたすら仕込み、15時リハ開始。準備。そして19時半開場・・・。
 しかし、この1日半集中してたので、全く眠くなることは無かった。まだまだ僕は強いです!!

 楽して”いいもの”作ろうなんて思えないから。”いいもの”作るためなら命だって惜しくない。

 でも次はもう少し計画的にやろうよ、ボッチン。僕もいつまでも若くないから(笑)。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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