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 きりがない 

 数日さぼってしまったマラソン。昨日、取り戻そうと走ったら、前からの左膝痛に加えまさかの右膝痛が発症してしまった。やっとぎっくり腰の不安が消えた矢先に。もう、どうなってんだか。。。
 体を鍛える気は満々なのに、やり方を知らないからなのかどうしてうまくいかないのか。

 トレーナーが欲しい!

ずっと気になっていた本をやっと読んだ。子供向けの本のようだが『考える練習をしよう』というタイトル。代官山の蔦屋にだけ普及版でコンパクトなやつが置いてあり、どこの本屋にも見つけられなかったので、自転車こいで夜購入しにいったのだが、あそこゆったり読むスペースもあって夜中までやってるんです。お金けちって、店で完読しちゃいました。

 買ってずっと持ってたいいい本でした。

本が言いたかったことは・・「目隠しをするな」ということ。

 偏見で凝り固まった生き方を見直せ・視野を拡げろということでした。まさに納得。なかなか治すのは難しいかもしれないが、試す価値はある。

そして、いつも応援してもらってる年輩の女性と電話ではなしたのだが、また貴重な言葉を貰いました。

 「男は頭で考え行動する。女は肚で考え行動する」

 なるほどなと。女性の大胆さはそこにあるのかも。確かに自分もまず頭で考えてしまう。肚で考えるとは、肚が座ってると言い換える。だから、余計なことを考えてしまう前にまず行動!ということ。

”なるほどなこと”を明日から始まる『荒野のリア』の稽古前に手に入れられました・・いや心に入れられました!!

 生き方は色々。自分で狭めてしまうほど馬鹿なことはない。人生半分生きました。

 気付いて生きます。。
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 まだ間に合う!

 乗馬行ってきました。駈歩はいりまして、昨日先生のアドバイスが素晴らしく、コツ掴めた日でした。2鞍やってきたのですが、相手をしてくれた馬2頭が激しい馬(名前がジャッカルとエレノア)で評判だったみたいですが、無難に乗りこなせていたみたいで先生が感心してくれました。。
 そのコツとは・・

 呼吸

です。芝居にも通づるとこですが、意識がどこか違うとこにいってると乱れてます。呼吸してない時なんです。
で、集中して呼吸をしっかりすると、馬の動き(揺れ)に合うんです。楽なんです。それを掴んできました。
慣れて来て呑込みも早くなってさあこれからって時に舞台に入ってしまいます・・・・。

 また先延ばし。大変な月謝の日々をもう少し耐え切らねば。そんな身分でないのに、ホントきつい今です。

実家に帰りました。両親が老いていくのがわかるので大事に過ごしてます。と、考え方が変えてきてるので気付くことがでてきてます。視野というのか、当たり前に通ってきた家までの道、外から見る自分の家、部屋の中のあらゆるもの・造り、汚れているとこ、庭の景色・・見てなかったな〜と悔しくなります。もっともっと視野を拡げたい。

 親と過ごしてきている実家、まだ続いているという幸福。まだ間に合う事、いっぱいあるはず。

 探します。

 まだまだっ!

 心が現れる。そして心が洗われる。

 また一ヶ月以上空いてしまったが、乗馬に行ってきたら嬉しいことがあった。
ついにまたランクアップして、初の駈歩クラスでした。いつものように今日の馬がいる洗い場へ。白い馬だ。名前はソミュール。大分慣れた馬装をして、もう一度点検しようと頭絡を治そうとすると、めちゃくちゃ首を振って暴れる。何度も。
これは、僕が嫌いなのかなと思いかけたとこで、隣の馬の馬装を終えて暇そうにしていた女の子が「首に蠅がついてますよ」と話しかけてきた。と、確かに気付かなかったがソミュールの首筋に一匹の蠅が!!
そいつはすぐ飛び立っていったがずっとひっついていたので、ソミュールはイライラしていたのだ。

全く気付かなかったと同時に女の子のおかげで僕の不安は吹っ飛んだ。女の子はソミュールが好きだという。どうやら、ソミュールは普段専用馬として人気があり、今日は雨だから僕のところへ充てられたそうだ。僕が運が良かったのだ。

レッスンが終わり洗い場に戻ると、さっきの女の子が人参を僕に手渡してくれた。ソミュールにあげてくれということだ。彼女の行為を有り難くいただきソミュールに。”彼”はおいしそうにパクリっ。また彼女は手渡してくれた。と、肝心の自分の乗っていた馬にはあげるのを忘れている。笑った。それだけ彼女はソミュールがお気に入りだったのだ。
 馬の手入れをしていると、さきに帰る彼女が「お疲れさまでした。」と僕に言ってきてくれた。。

 この瞬間が今日のハイライトなんです。何度も僕は彼女に『いい子だ、いい子だ・・」と言ってあげていた。

きっと次あった時はもっと仲良くできるだろう。。乗馬だけではなく、そこには何気ない思いやりも潜んでいる。
受け止めるか受け止めないかは本人次第だ。こんなおっさんに気兼ねなく話しかけてきてくれた彼女。

 本当に心がキレイな子を発見できた気がします。外見にうぬぼれた心の汚い女性いっぱいいます。
僕は彼女を応援したい、余計なお世話だが・・。世の中、”心が綺麗な子”がむくわれなきゃ許せないです。”外見で浮かれてる方々”なんかに調子のらしたくないから!!絶対に。。
 彼女の名は・・ハナちゃん。

 ありがとう。元気貰いました。

 終戦記念の日に

 実家に久々泊まってきました。独り身だから思い立った時にすぐできる特権。まだ両親の愛をいただける幸せ。。

 父親が老化現象で何を言ってるのか分からなくなってきました。入れ歯の問題やら色々原因はあるのですが。滑舌が悪く母親、姉貴から説教されてる日々。『普段から声をだして喋れ!』と。

 複雑です。だって、父親はまだ毎日話し相手がいるからマシなんです。僕は20代後半から、外に出なければ話し相手がいない人生ですから、滑舌を気を付けなければならないのは、むしろ自分の方では・・と内心複雑なんです。
勿論、俳優ですから、芝居に携われば”話す”という行為に没頭できます。代々木公園での発声もしっかり続けてます。

 が、やはりしゃべる機会が普段少ないのは事実。。口を慣らしておきたいものです。ひとりで朗読やら声にだしてやることはあるけど、ひとりで居過ぎて気力はそこまで頑張れません、正直。

 ということで、父親よりも自分の方が気をつけなきゃ・・という結論。

 さて!昨日両国国技館にて、2016年の新日本プロレスG1グランプリ決勝戦が満員札止めで無事終幕いたしました。
 当初の僕の優勝者予想はケニーオメガ選手でした。
そして結果は・・・・ケニーオメガ選手でした!大当たり。今後の業界の事を踏まえてイッチョマエに予想したのですが、ズバリでした。長い歴史ある大会で”初”の外国人レスラーの優勝でした。

 益々、新日本プロレスは面白くなります。また、今年も夏が終ったという感じです。
これで、月末から始まるT・ファクトリーの稽古に照準を合わせられます。
   気合い、気合い、気合い。

そう、今日昼間実家で庭の植木に絡まったツタを取り除く作業をしてきたのですが、父・母も一緒になっての庭作業。
久々の久々でした、あんな時間は・・・。楽しかった。もっと、もっとやっておきたい、心から。

 いい時間でした。

 なまるとは

もっと早く知っとけば・・って事はどおしたら減らせるのか。。
知らずに済めばそのまま知らないでいいのだが、知っとかなきゃ痛い目を見る事だから早くなのだ。

小さな事から大きな事まで。

もちろん芝居で食べていくのに誰と知り合っておけとか、あの事務所へ行けとかそういうのはでも知ってたらというか自分で切り開いていくもので、最初からわかってたら生きてるって実感ないのかも。先がわからないから人生なんだと言うし。

小さい事でやはり体の事。結石がなぜ出来てしまったか?膝痛がなぜきてしまうか?
もっと早く体のこと気使っていれば防げたのかもと。
 
なってしまったのだから今更なのだが、結石の為に今は水分、特に緑茶をガンガン飲むようになった。去年までは全く飲んでなかったのに、今はおいしくてしょうがない。膝痛は毎日ちゃんと走ればギリギリ来なくなった。ので、また毎日意地でも走っている。

”情報"はひとりで生きてると偏ってしまうのか・・・。会話をする相手がいれば違う観点からの”情報”を与えてくれるもんな。そこが僕の人生の弱点なのか。

 本を読んでます。食費に掛けるくらいなら、本に掛けてます。本、本、本、本・・・・・・。

 会話の少ない人生ですから。

 侮るな

 泣いた。もうずっとよほどの事が無い限り泣いていなかったのに。。ドライだった僕の心はあっけなく。。。

 昔やっていたNHK大河『功名が辻』を今DVDでまとめてみているのだが、31話「この世の悲しみ」で落ちました。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた戦国大名山内一豊の話なのだが、一豊扮する上川隆也さんと妻千代扮する仲間由紀恵さんの娘よねが天正の大地震で家屋の下敷きとなって亡くなってしまうというのが31話のあらすじ。
 そのよね役の森迫永依ちゃんが、かわいいしうまいのだ。表情を毎回見ているだけで癒されていたのだが、死んでしまったのだ。。勿論ドラマの中の話。そこにもっていくまでがまたうまい演出だったからよけい感情移入してしまった。

まだ、僕は泣けました。安心。しかし、次回からもうよねがいないのは寂しいかぎりだ。。
千代の子供時代の女優さんも印象に残る子でした。だから、ここまで見て来れてるのもある。僕はしっかり掴み取られたわけである。
ちなみに森迫永依ちゃんの代表作はドラマ版ちびまる子ちゃんの初代まるちゃんだそうだ。

『功名が辻』を今更かよっと思われるでしょうが・・その通りでございます。この時代はよく勉強しとこうと思いまして。そして、配役が素晴らしいです。だから、面白いということ。

 やっぱり作品は役者次第だなと思います。いい役者がやれば説得力がでる。僕は自分の目を信じてます。
だから、惹かれないものは、ほんとうにつまらなかったり伝わるものがないんだとみていいと思ってます。

 僕はその世界で勝負してるので、自分もそういう判断で切り捨てられたりするわけですから、自分も言う権利はあると思っています。
”いいもの”にまた出会えといて良かった。
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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