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 長かったら、あっという間

 広島カープは日本ハムに負けてしまいました。そして、黒田博樹投手の第七戦優勝決定戦劇的先発登板が儚い夢と消えてしまいました。。。

 引退。

 ここ2年黒田フィーバーは凄まじく、スポーツ新聞一面を幾度も賑わしてくれて、僕の記事コレクションもどんどん増えました。今日も日刊スポーツが早速『特大保存版メモリアル「黒田博樹」』(350円)を発売してたので即買いしました。

 黒田投手がカープへ入団した頃は勿論熱狂的カープファンでしたから、巨人戦初登板初完投初勝利もテレビで見たし、翌日の日刊スポーツも一面黒田投手でしたので買いましたし、今もその記事を大事に持っています。黒田投手の記念すべき初一面でもあった訳で、あれから今年先日の日本シリーズ第三戦登板翌日のデイリースポーツ一面も購入したので、彼のスポーツ誌一面デビューから引退一面までしっかり追い掛けてきたという満足感でいっぱいです!!

 ほんとに引退してしまうんです。。カープを去ってメジャーに行って向こうでも大活躍してても毎年、今年こそはカープ復帰か?と期待させてくれる日々でした。いい加減諦めかけてたら、突然の復帰表明!!!!!

 いや〜信じて良かったと素直に喜びました。”念願”という言葉がほんとにあるんだと実感したもんです。
それからというもの、日本は黒田フィーバーが起こるんですが、ファンが少なかった昔からしっかり応援してた側からすると、あの熱狂は嬉しい反面アンタらどっから現れたん?と言いたくなるほど冷めました。

 で、気がついたらしっかり2年間二桁成績残してて、引退しちゃいました。

 カープだけではなく、最後は”世界の黒田投手”となってました。実は同年代なんです。それも感慨深い。こうも違う人間が存在してしまうんです(笑)。

 同じ時代に応援できたことを有り難く思います。そして、あのカープ低迷期から投手陣の柱となって大活躍して、あのカープからまさかのメジャー進出するという大ニュースをもたらしてくれて、本当に勇気をいただきました。

 黒田投手のプロ意識は畑は違えど、立場は違えど僕も同感しております。だからこそずっと見て来たんだと思います。自分の目に狂いはなかったということ。

 黒田投手、夢と勇気を長い間与えてくれてありがとうございました。あなたはほんとうのプロでした。
次またユニフォームを来てグランドに帰ってこられる日を楽しみにしております。
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 離れて見ること

 現実逃避なのか、最近山登りに行きたい。そこらへんの山ではなく、ズバリ『黒部水平歩道』を歩いてみたい・・のだ。
あの崖道幅50センチ・崖下何百メーターという道がひたすら続く山だ。
 僕はダムを見るのが大好きなので、あの巨大な黒部ダムをずっと見てみたいと思っているのだが、最近の行動力の無さから行ける気配が全くないのが情けない限りだ。。。
 黒部峡谷のことは作家吉村昭氏の「高熱隧道」(新潮文庫)を以前読んでから興味を持ちました。まさにNHKのプロジェクトでやってたドキュメントの先駆けで、ストーリーは過酷以上の何者でないダムが出来るまでの死闘を描いているのだが、その描写の壮大さと自然と人間の極限の闘いが文から興奮させられてしまうホントに”熱い”話です!!

 この本の影響が強かったです。だから、行きたい。そして、僕は高所恐怖症。。

言ってる事が矛盾してると思わないでください。怖いものみたさが強いんです。高校時代は山岳部で1週間掛けて南アルプスを縦走しました。今でも北岳に登頂した時の感動は覚えてます。そして冬の雪山合宿。単純に雪崩にあったら終わりだと思ったんで、10代で死を覚悟して向かったこともありました。

 そして、20代後半にひとりで旅行したオーストラリアで、地上から1000メーター上空からスカイダイビングで飛んできました(はしゃぎすぎてホワイトアウトする失態をしましたが)。バンジーもしました。

 ので、”楽しんでしまう”高所恐怖症と言っときます。マゾなんです(笑)。

 だから、山は大好きなんです。極限の地に行ったときに何が必要なのかがわかるというか、本心が見れるというか、そういうことができるのが登山の魅力です。

 真剣の真剣にもう一度自分を追い込んでみたいのかも。。

 終わってしまった

 『荒野のリア』公演は昨日神奈川KAATにて無事終了いたしました!!!
なんとも長かったというのか、でも週末ごとという公演数自体そんなになかったので体力的にはきつくなく、モチベーションの維持と体調管理に気をつけました。
 出演者は仕込みもバラシも関わらなくて良かったので、そういう意味で濃密さは薄かったんでしょう。小劇場では当たり前のように搬入・仕込み・バラシ・搬出を役者がやっていたので、はっきり仕事分けされた今回のような”プロの世界”にどんどんランクアップしていかねばならない。
 もちろん、裏方の仕事を散々してきてるから、スタッフさんの有り難みがわかるので今回のスタッフとも仲良くやらさせてもらいました。

 でも、知り過ぎてるのも逆に気を使い過ぎて良くないこともあるということ。僕は俳優なので芝居できっちり仕事をする・・それが一流の世界なのだ。

 『荒野のリア』は間違いなく僕の芝居人生で代表作となるでしょう。
今回も多くのお客様にいらしてもらいありがとうございました。見た感想はそれぞれ違いますが、これからも自分にもお客様も裏切らない作品を作る現場に携わっていくよう、自分の”目”はブレないように生きていきます!

 信者です

昨日書いたブログいつも以上に長くなり反省。でも、いいこと書いたと思ってますんで。。

と、前向きにまた書いてます。僕は昔は相当のネガティブでした。最強でした。そんな時出会った本が、ひすいこたろうさんの『3秒でハッピーになる名言セラピー』ディスカバーでした。あの本が僕の全てを変えたかも。。

 まず、考え方、生き方全て気付かさせられました!所謂自己啓発本といってしまえばそれきりですが、1冊の本で人生観がガラッと変わってしまったのだから、そんな小さな事で済ましたくないです。
 それ以降から、僕の読書欲が目覚めました。もっと、”本で気付きたい”という意欲が芽生えてしまいまして、うちにいらしていただければ、外見のイメージを覆す自信あるほどの本がいますよ、何度も言ってますが外見とのギャップ激しい選手権あったら上位行く自信ありますから(笑)。

 ひすいさんの本はそれ以来いっぱい読んでます。有名なのは『あした死ぬかもよ?』ディスカバーとかでしょう。
ひすいさんの本もですが、本人の生い立ちに共感持ちまして・・。

 で、昨日また買ってしまったのが『3秒でハッピーになる名言セラピー英語でしあわせ編』ひすいこたろう&アイコ・マクレーン/ディスカバーというやつ。発売した当初から欲しかったのだが、買い悩んでたら忘れてて昨日また本屋をウロウロしてたら見つけたのでかっちゃいました。
 早速完読しました。。。出会って良かった。。。今までのひすいさんの本も好きですが一番いい事だけ凝縮した本な気がしました。英語の名言本ということでアイコさんとの共著ですが間違いなくひすいさんの本でナンバーワンです!!

 と、長くなりましたがこの本に出会ったのでまた生き方が更に変わります、はい!!

 余暇・余暇・良かっ!

 まだT・ファクトリー『荒野のリア』は続いてます・・といっても一週間おきの公演。明後日は長久手、それも日帰り。でも、劇研時代の友や知人がいらしてくれるます。そして、巨匠杉本一文氏が次の日(つまり9日)に岡山でサイン会をやるという手紙を今日ポストから発見。即本人に電話して一時位からやるとのこと。一時間半くらいでその催しは終わるそうだ。考えどこ。愛知から岡山・・今の僕は次の日のことを心配しなくていい日々・・思い切って岡山へ行ってしまおうか・・・。杉本さんは”金田一耕助の太平”にとって横溝正史氏みたいなもの。行けるとこならすっとんでいくのが本物。さあ、どうする、自分?答えは3日後(笑)。

 『荒野のリア』に戻すとまだ続いてるので、空いてる日に下手にバイトや乗馬を入れづらいのです。気にしない人は気にしないのだろうが、僕は万が一を大事にする。だって、トム・プロジェクトの『王将』で皆さんに多大な迷惑をかけたことがあるから、経験者は責任と慎重さを痛感してますから自分だけで済まされないのです。。。

丁度バイト先の有給がいっぱい貯まってたので(何度も言いますが芝居だけ考えてる人生なんで遊びに使ってません)、全部今回使い切りました。ので、まだ芝居だけ考えて生活できる幸せな日々を送ってます。

と、週末までどうするかが問題で、先日は京都公演帰京の翌日に某有名ミュージカル演出家のオーディションに行ってきました。楽譜を渡されてたので、音楽のプロの知り合いにわざわざスタヂオとってもらい練習して完璧にして、芝居は今のテンションなら自信あるし、問題のダンスを捨てて勝負する意気込みで挑みましたが、ダンス審査だけやって即落とされました。。まあ、言いたい事はありますが、これがこの業界の現実です。でも個人的には屈辱しかなかったので”忘れません”。そして、出たいとは思いません。負け惜しみでなく、出てもお金は貰えるけど俳優としては、誰でもいい扱いで、僕でなくていい仕事だと気付けましたので。

 ということで、こころの整理(リセット)する期間でもあり、毎日のように本屋に通い毎日本を買ってしまう日々。今は映画見るより「読書」です!!今日も昨日買った2冊の本を読破したのですが、そのうちの1冊はずっと読みたかった本。 『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』森岡毅(角川文庫)

 読んで良かったです、いい事確認できました。ちなみにUSJ行ったことありません。夢が叶うなら、貸し切りで遊びまくりたい。

そして、我らが佐藤二朗氏の著書『佐藤二朗なう』でおっしゃってたことを日々肝に銘じてます。
「俳優という職業は、たとえば芸人さんと比べて圧倒的に余暇が多い。その余暇に何をするか。・・・・その過ごし方次第で雌雄は決する。無駄を恐れたら、多分この稼業はつとまらない。無論、酔っている。」

 先日本人とほとんど24時間呑み歩いてました。いつまでも追い掛けます!

巡り巡るを・・

 書きたい事がいっぱいある。だが、自己満だけにはしたくないので(常に気をつけてるつもり)、特にいいことだけにしたい。

 まず『荒野のリア』京都公演が終りました。2泊しての2公演でしたが、もう終ってしまいました。演出の川村さんが講師を勤めてる造形大学の中にある芸術劇場春秋座での特設舞台です。2公演とも満席。そして、カンパニー自体、この京都で初の正式打ち上げもやりました。地方での打ち上げというのは、別段に感慨深いものです。宿泊ホテルの近くの居酒屋を貸し切り。主演の麿さんが締めの挨拶をしてお開きになるかと思えば、川村さんから「太平もなんか言えっ」と。この指名にはビックリでしたがそこはしゃべってしまうのが、今の僕の勢い。流石にいきなり過ぎて気の利いたこと言えんませんでしたが、大事なのは”ノリ”と”瞬発力”。
 これは川村さんが稽古時からおっしゃってたこと。台詞覚えて演技をするのはだれでもできる。そこからの飛躍で資質がわかるということ。

 ”ノリ”と”瞬発力”

翻訳家の松岡和子さんも東京からトークセッションのためにいらっしゃり、そのまま打ち上げにも参加されてたのですが、帰り際に端役の僕に「太平君、好きです。」と言ってもらったのには、ほんと感激でした。

そして、バイト時代にお世話になったバーテンダー日本一の永井さんと8年ぶりに再会できました。永井さんは京都のホテルで働いてるので、いつか必ず遊びにいくと約束してたのですが、まさか舞台で来れるとは思いませんでした。
 毎年、お中元お歳暮を贈ってたあれもあって、奥様と2人で舞台もいらしてくれて、そのまま京都駅周辺でごちそうしてもらっちゃいました。日本一のバーテンダーとは・・・。オーラが出てるか出てないかが決めてだと。そのオーラは・・。

 ”誰よりも練習したという自信”と”いつまでも維持できる強い意志”

 これを備えた人間が勝つということでした。日本一が言うのですから間違いないし、それは納得する。
僕もやってきているし、永井さんから直に聞いて確信できた。間違ってないと!

 ただやればいいのではない、全ての条件が揃った上でやりきるということ。僕はその条件を備えている。それが何かなんて敢えて言わない。行動と結果で示すだけ。

 この頃いい感じです。。

 永井さん、奥さんおもてなしありがとうございました。次は絶対プライベートでそちらに行きます!! 
プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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