ささやかな愛
昨日の夜中、窓をあけてカーテンでさえぎってる部屋に蝉が迷い込んできた。勿論、明かりは消して僕も寝にはいっていたので、たまに部屋の中でもがいている羽音にビクリとさせられながら寝てしまった。そして、朝目覚めると、いつの間にという部屋の位置に蝉はひっくり返っていた。自慢ではないが、僕は蝉とかカマキリとかが触れない・・怖いんで。昔実家の天井に緑のでっかいカマキリがいたとき、その真下にいた僕は強がって「おい、降りて来てみろ!」と叫んだら、その途端奴は本当にいきなり落ちて来たのです、僕めがけて。奴は僕の背中に見事着地しました。完全に僕は背後をとられたのです。どうしようもありません。僕はかあちゃんに助けを求め奴を取り払ってもらいました。僕はカマキリに敗北しました。それくらいダメなんです。
だから、あぶら蝉みたいなやかましい奴だったらどうしようと思いましたが、そこにひっくり返っていた蝉は幸いにも人指し指第二関節くらいのかわいらしい奴でした。もう死んでんのかと思ったら足を動かしていたのでまだ生きてました。しかし、触りたくない・・勇気をだして触ろうとすると暴れる。もう、でもこいつは長くないとわかると、つかまえて外に逃がしても意味ないかなと思い、部屋に飾ってる鉢のなかに置いてあげました。土の上でもがいてるとしかみえない状況でしたが、道端でひっくり返っているよりかはましかなと。完全におとなしくなってしまったかに見えた矢先に奴は急に暴れだし、鉢から飛びだし暴れたかと思うとおとなしくなりそのまま永遠の眠りにつきました。でも、こんなちいさな命にも、最後は苦痛がくるのか、それともまだがんばろうとしたのか、明らかにもがいていたのがわかりました。蝉は夏だけに生きる。これだけ生きる時期が限られてても鳴きつづける。本人は自分の寿命がわかっているのだろうか。人間も寿命はある。でも、いきなり明日死ぬとは思わないし、準備もできない。毎日明日死ぬと思って生きよう!!なんて生き方できたらどんなにドラマチックな人生になるだろう。ある意味自分の寿命がわかるようになればまた違う生き方ができるんだろうな。覚悟は出来るし。目の前のはかない命の蝉はなんの為に生きたんだろう。夏限定で短いと思うのは人間だけであり、蝉にとってはこれが当たり前だからまっとうしたのであり、長い短いは本人の考え方次第なんだろう。
と、気づいたらやかましく鳴いていた外の蝉の鳴き声が全く聞こえない。こいつは夏の終わりを教えにきたのだなと、2011年の夏の終わりを僕に告げてこいつは役割を果たしたんだと今このブログを書きつつ気づいたのでした。
だから、あぶら蝉みたいなやかましい奴だったらどうしようと思いましたが、そこにひっくり返っていた蝉は幸いにも人指し指第二関節くらいのかわいらしい奴でした。もう死んでんのかと思ったら足を動かしていたのでまだ生きてました。しかし、触りたくない・・勇気をだして触ろうとすると暴れる。もう、でもこいつは長くないとわかると、つかまえて外に逃がしても意味ないかなと思い、部屋に飾ってる鉢のなかに置いてあげました。土の上でもがいてるとしかみえない状況でしたが、道端でひっくり返っているよりかはましかなと。完全におとなしくなってしまったかに見えた矢先に奴は急に暴れだし、鉢から飛びだし暴れたかと思うとおとなしくなりそのまま永遠の眠りにつきました。でも、こんなちいさな命にも、最後は苦痛がくるのか、それともまだがんばろうとしたのか、明らかにもがいていたのがわかりました。蝉は夏だけに生きる。これだけ生きる時期が限られてても鳴きつづける。本人は自分の寿命がわかっているのだろうか。人間も寿命はある。でも、いきなり明日死ぬとは思わないし、準備もできない。毎日明日死ぬと思って生きよう!!なんて生き方できたらどんなにドラマチックな人生になるだろう。ある意味自分の寿命がわかるようになればまた違う生き方ができるんだろうな。覚悟は出来るし。目の前のはかない命の蝉はなんの為に生きたんだろう。夏限定で短いと思うのは人間だけであり、蝉にとってはこれが当たり前だからまっとうしたのであり、長い短いは本人の考え方次第なんだろう。
と、気づいたらやかましく鳴いていた外の蝉の鳴き声が全く聞こえない。こいつは夏の終わりを教えにきたのだなと、2011年の夏の終わりを僕に告げてこいつは役割を果たしたんだと今このブログを書きつつ気づいたのでした。
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