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親の気持ち、子の気持ち

 横浜のバイト先にジーパンズの営業に行った帰りに、駅裏のアクアなんちゃらとかいうショッピングモールをふらふらして、マックへ寄った。隣の席におばあちゃんと孫が二人で座っているのを見て、ふとウチのおばあちゃんはもう居ないんだな~なんて生前の記憶が甦った。思い出が残り、体と心はもう存在しない・・不思議な気持ち。僕もいい歳である。親は何も言わないけど、孫は見てみたいのかな~。まだまだ結婚さえ気配がないのにどうしたらいいんだ。
 随分前にショウカと電車に乗って座ってた時のこと。向かいに眼鏡をかけた女の子が本を読んで座ってたのだが、そこにおっさんが立ちはだかりその子に「おい!おい!」と何やらちょっかいを出している感じ。女の子は無視していた。明らかに嫌がらしているのだが、周りは知らん顔。僕とショウカはまずいんじゃないみたいな雰囲気になり、あまりにもおっさんがその子につきまとうのでショウカが先陣を切っておっさんに「ちょっと、止めてください」と注意する。周りの知らんぷりさん達にもどうだ言ってやったぞくらいの勢いだ。と、おっさんは振り向いて一言。「ウチの娘です」・・・。おっさんとその子は駅に止まると何事もなかったかのように電車から降りていった。僕とショウカは助けたつもりが、なぜか恥ずかしい思いに一気におとしめられ、苦笑いするしかなかった。なんだあれは。親も親なら子も子だ。腹が立った。
 ちょっとおもろい思い出でした。
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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