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安全な場所

 芝居終わってから、色々考えたことをネタ帳に書いてるのだが、その中のひとつ。
 考えたら考える程、安全な場所ってないように思えてくる。外に出ればいつ気の狂った人に刺されるかもしれない、電車の中はいろんな人達が無条件に同じ空間を共にしなければならない。逃げ場はない。看板が落ちてきたり、運転ミスで巻き添えを喰うかもしれない。もっと言えば、去年の東北大震災のように自然の力は想像を絶する。外は危険だ。では、家にいたら安全かと言うとガスが爆発するかもしれない、火事にあうかもしれない。
 でも、「まさか自分が」と誰もが思う。人間の根底には「まさか自分が」で生きてるのかもしれない。だから、自分に降り掛かって来た時に「本当に自分に来るとは」と実際に来てから痛感する。
 「まさか自分が」を甘く見てはいけない言葉だ。もしかしたら、過去の偉大な人物の格言よりも現実味のある警告的な言葉で、一人一人に死ぬまで付きまとうナンバーワンの言葉かもしれない。
 そこで、僕は言う。「まさか自分が」から『いつか自分が』に変えて生きることに気づくべきだと。
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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