バイタリティー
先日の森光子さんに次いで歌舞伎俳優中村勘三郎さんの訃報に皆さんショックを受けてる事と思います。若過ぎますよね。実は僕が大学卒業して芝居人生2年目の頃にトムの「王将」に出演させてもらったんですが、本多劇場で公演中のときに芝居中に客席から一人ゲラゲラ笑ってるお客さんがいて、出演者の方々も気になってたんですが、終わってからその人が中村勘九郎(旧姓)さんだったと知ってびっくりしたもんです。歌舞伎界の重鎮が演出松尾スズキの芝居を観に来てたこと事態、当時では意外なことだったし、客席で周りを気にせずひとりゲラゲラ笑ってたことに人柄の大きさを感じました。ま〜笑ってたとこは大人計画の荒川良々くんのシーン絡みでしたが。この芝居を期に勘九郎さんは松尾さんの芝居にも関わるようになり「人間御破産」という大人計画の公演に出演することになり、松尾さんと黒タイツで体育座りしてる絵でチラシデザインになったときは物議をかもしました。そんな訳で歌舞伎界だけにとらわれず、色々なことに挑戦されてた勘三郎さんがどれだけ素晴らしい人だったことか。バイタリティーという言葉はこの人の為にあると思います。勘三郎さんの襲名公演で町田まで「連獅子」も観に行かせてもらいました。
まだ実感わきませんが、本当に日本の宝が一人いきなり亡くなられたことが残念です。ご冥福をお祈りいたします。
まだ実感わきませんが、本当に日本の宝が一人いきなり亡くなられたことが残念です。ご冥福をお祈りいたします。
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