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 平和じゃないのに平和

 昨日、蟹江さんの奥さん宛で手紙を書きました。夢中で蟹江さんを追いかけてた甲斐あって、二度ほど奥さんにお会いしてるのだが、どこの誰だか知らない自分にとても温かく接してくれたのです。僕が蟹江さんが大好きだというオーラをだしまくってたので、向こうも気分良くしてくれたのかもしれません。だから、心のおもむくままに手紙を書きました。
 そして、昨日蟹江さんがレギュラー出演してたシリーズの2時間ドラマが放送されたのですが、知り合いの俳優さんが同じ刑事役で常に蟹江さんの横にいました。なんでしょうね、すごい複雑でした。簡単に共演できちゃってるんですから。蟹江さんを意識しすぎて、敢えて”遠い存在”にしてただけなのではないか・・勿論僕は対等の位置でとは言えませんが、気持ちはそれくらいの立場になって芝居をぶつけられる位置になって舞台やら映画でという気持ちだったからで敷居を高くしていたのかも・・・。先ほど、YouTubeで「犯す」長谷川安春監督作品を見る事ができました。若かりし蟹江さんは”選ばれた俳優”でした。圧倒的なものがありました。僕の目に狂いはなかったと言えるとともに、あの方と同じ土俵に立つということがどれほど大変なのかも改めて痛感しました。
 結果的に夢は実現できなかった。。こだわりを捨ててれば、どんな形であれ蟹江さんとまた会えて同じ現場にたてたかもしれないのに。そういえば、先日の「荒野のリア」の打ち上げでご一緒したベテランの俳優さんにも「自分の形持ちすぎてる」と言われた。とりようによってはこだわりすぎてるということなのか・・・・。
 僕は蟹江さんの訃報を聞いても泣けなかった。泣きたいのに・・。自分がおかしい。どこでつまらなくなってしまったのか。昔からの芝居仲間には「いい意味でも悪い意味でも”毒”が無くなった」と言われていた。それが全てだろう。
 昔は思いついたらどっか遠くへ独りで旅行していた。もう今は全く旅に興味がなくなっている。女子に振られすぎてるうちに気づいたら青春とかいえる歳でなくなってた・・。よく聞くのは、一流の選手や俳優さんでも『今の奥さんの支えがあったから』って言葉は必ずでてきます。全く無縁だ。自分の中で前向きという姿勢といいようにとるという姿勢の築き方を間違ってるのではないか。このままただ自分を納得させてつまらなくしてるだけなのではないか。
 今の環境がいつまで続くのか・・このままがマズいと思うなら、全てを捨てる覚悟が必要なのだろうか。
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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