空から・・・
夕方、洗濯物を干していたときのこと。よりによって赤のブリーフ(昔舞台で着た衣装を今は私服で使っている)を2階から落としてしまった。赤いそれは1階のクーラーのファンの上に着陸した。と、横を見ると4年以上このアパートに住んでいるが、1度も会ったことのなかった隣に住んでいる制服を着た大家の娘が帰宅してきたとこで、目が合ってしまった。当然、彼女はこの一部始終を目撃してしまったわけで・・・彼女が拾いに行ってない事を願い1階へ降りて行くとまだ同じ場所に立っていた。やむ負えず4年目にして初めての住民としての挨拶を小さくお互い交わし、何気ない素振りでそれを拾い部屋へと戻った。
思春期の娘は、ある日突然空からパンツが降ってくるのを見てしまった。それも『赤のブリーフ』。これから彼女は僕と会うたびに、まず赤いそれが脳裏に無条件に浮かんでしまうのだろう。これは事故である。
彼女にとっては、『赤いパンツ』といえばジャイアント馬場か僕をイメージすることになった記念日である。
思春期の娘は、ある日突然空からパンツが降ってくるのを見てしまった。それも『赤のブリーフ』。これから彼女は僕と会うたびに、まず赤いそれが脳裏に無条件に浮かんでしまうのだろう。これは事故である。
彼女にとっては、『赤いパンツ』といえばジャイアント馬場か僕をイメージすることになった記念日である。
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