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 地震と生きる

 般若心経が全部言えるようになった。字の練習も兼ねて市販の練習帳を二冊目に入った。これだけ語り継がれてる絶対的なものがあるのだから何かあるんだ。というか、人間の、精神の全てがここにある気がする。
 ”ありのまま”に生きることが本当にわかったら、後悔なく生きれるのかも・・。僕は僕。誰某のようになりたいとか、真似したいとか・・って僕ではなくなるんだ。過去は過去だけど、ほんの小さなことから、大きな事全て今まで生きて来た人生ひとつひとつが僕の心を成長させて、その事があったから、次の行動を左右することになったわけで、全ては点でなく線でつながってるんだと思う。だから、今の自分がモヤモヤしてるのも、過去からの繋がりでそうなってるんであって、否定的になる必要はないのかもしれない。
 周期的に松本さんの勇姿が映っている昔の映像が見たくなる。昨日も見た。人生は線なんだ。いつまでも、僕の中には松本さんが生きている。表現者としての全てを松本さんから教わった。その彼は若くしてこの世を去った・・僕を残して・・・。表現者は悲しみを背負ってナンボだと思う。人間の死をいつも考え、痛み、あがく日々。悲しみがあって笑いがある。死んだ人の分までと思って生きてきた。おこがましいけど、だってほんとにそうなんだから・・。松本さん、そして蟹江さん。この世にはもういないけど、忘れたくない。。人間って結局、死があるから生きてるんだから、人の死を感じて生きる事が人生なんだと思ってるから、僕は芝居もしてるんだ。
 何気なくうどん屋に行ったら、会計の時にレジのおばちゃんがチラシを渡して来た。『見たら捨ててください。』。頂いたチラシは次の新メニューの予告でした。気づいちゃいました。<押し付けないこと>。僕らは芝居のチラシを配る時取っておいて欲しいという気持ちが混じっている。でも、見てもらって気になった人はいわれなくてもとっておく。こちらがそれを望む必要ってないんだ〜と。レジのおばちゃんの一言が僕のこれからに大きな”気づき”を貰えた気がしました。
 般若心経・・世の中に無駄な物など存在しない!
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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