あくまで個人
ふと目が覚めた。。今日はジーパンズ『まれっちゃん』の楽日。。。劇場入ってからの時間の経ち方は半端無く早かった。分かってたけど。
集中してんだなと。作演の静馬さんの作品にはPMC時代から含めて、この七・八年僕はずっと関わらせていただいてる。不思議なもので、PMCの時も最後の方で参加させてもらった僕が、ひとりまだずっと関わってて当初のメンバーさんは誰もいない。。。劇団とかユニットというのは、野球とかサッカーと一緒で、チームでありそれぞれの団体の個性というか手法が現れるんだなと昨日本番中に思った。
だから、僕は技術は置いといて静馬さんの作品に呼んでもらうごとに作風に馴染む役作りは自然と出来るようになっていた。劇団とかユニットは腐るほどあるから、その個性に反映した役者も様々いるということ。
何が言いたいかというと、癖が強くなると危険ということ。チーム色に染まり過ぎると新鮮さがなくなる。そういう意味では、今回の作品では僕個人役作りに苦労した。というか、今日で終ってしまうのにまだ楽しくない。楽しければうまくいくという法則もないので、それはお客様総合の評価で判断するしかない。
僕自身、芝居をすることに心から楽しんでやるということがどういうことかわからない。むしろ、毎回苦しんでます。。。
普段から、口数は少ないほうだが座組中はメンバーからの印象はほんとしゃべらない人と思われる。今回も劇場入ると余計なことは全く話していないかな(笑)。
そこは”蟹江イズム”(僕が勝手に命名)を継承してます。黙々と役者をすること。。
慣れ親しんでるユニットで久々役作りに苦労して、また色々感じて次に繋がる。チームではあるけど、今回は今回。今日でこのチームとはまた一区切り。きっちり仕事します。
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