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 興奮と感動

 長年勤めて来たバイト先で、本日最高級のラウンジオープニングの朝食に携わりました。
僕にとってはあくまでバイトであって、本業は芝居である。
が、経験・・それも最高級のラウンジのオープニングの接客を任されること・・・ってすげーことなんではないかとジワジワきてるんです。チャンスがいっぱい詰まってるのではと。
 実際、総料理長に僕は今日かなり説教と熱弁を振るわれました。で、『このホテルの模範になれ!!』と。

 これってすごい言葉ですよね?今まではなんだったんだというのは置いといて、歴史を刻める場にいるんです。気持ちの持ち様はみんな違うけど、今までの概念を捨てて自分達で作っていくことを託されたんです。
 僕は社員ではありません。だから、全てを注ぎたくても勉強する時間は限られます。だって、芝居の為の時間を多くとらなくてはいけないんですから。だから、のめりこんではいけないという”歯痒さ”があります。

 心配だった初日は、お客様に「喜んでもらった」と報告がきました。一安心です。

 笑顔、笑顔と上からプレッシャをかけられますが、じゃあ嘘の笑顔でいいのかと。そうではなく、お客様に興味をもって歓迎する気持ちが大事だから笑顔が出るわけで、その笑顔でなきゃ意味ないだろ!ということ。
ふと接客しながら、”うおみ”での五味さんの接客バイタリティとスパルタが。そして、”びっくり寿司”時代の赤浦さんのバイタリティ、”パリジェンヌ”でのやくざさん相手の肚くくっての恐怖の接客、横浜”青”でのノリノリ接客、自分ちでの寿司会、人に花を贈ること、手紙を書くこと・・相手を思いやることを学んできたのが全て繋がって来た気がします。

 経験がものを言う。芝居だけでない大事な経験を、ちゃんと積んで来たんです、こう見えても。

 そして、今回の経験・気づきが、もうすぐ芝居人生の”大きな武器”になるんです!

    うん、間違いない。
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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