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花束をあげる事

 いつからだろうか、部屋に花を飾るのが好きになった。そしたら、街で見かけた花屋は覗くという楽しみになった。奇麗な華やかな花はあまり興味ない。地味でも個性があるのが好きだ。そういう仲間をそろえている花屋を発見するのが趣味になった。昔、日本舞踊を習いに通っていた小田急線の喜多見駅には、稽古場の隣に小さい花屋があり(今もあります)でも狭いスペースに個性的な花達がいっぱいいた。店員さんももの静かな感じなのだが個性的な服装をしていて、覗くのが楽しかった。丁度そのころ、お世話になっている人のイベントがあり、何かお祝いを持って行こうと思ったときに、女性が喜ぶもの・・花がいい!!あの花屋でつくってもらおう!!ということで5000円分の花束をこしらえてもらったら、凄いものをつくってくれたんです。もちろん差し上げた相手も喜んでくれたし、自分も花をあげる楽しさを知りました。それ以来花をあげる習慣がつきました。ドキドキしたのは、一度舞台で共演させてもらった大好きな片桐はいりさんのイベントがタイムズスクエアであったときにお菓子とかわいいひまわりを添えて渡した時は緊張したもんだ。もう忘れてると思うが・・。       
 で、最近は舞台で共演者に初舞台の人がいると、幕あけてからの打ち上げで花を男女問わずあげるのが楽しい。その人たちにとって芝居が人生のどれくらい大事なものになるかは知らんが、成人式みたいなもんかな(僕は行ってないが)と。記憶に残る初舞台になればと思うんです。だから、舞台終わった遅い時間に花屋を探すのがまた楽しい。以前出させてもらった林灰二君主宰オイスケールのときにも一人男の子が初舞台だったので楽日の打ち上げで花をと夜10時過ぎに打ち上げ場所の近くの渋谷と恵比寿で記憶にある花屋を探しまわるが皆閉まってて、流石にあきらめて打ち上げ場所の近くまで来たら思いも寄らなかったとこで花屋がやっていて、自分『持ってるな~』なんて思ったこともある。さて、長々また書いてしまったが、今やっているジーパンズにも実は初舞台の子が3人もいるんです。ジーパンズは「間」と{リアクション」が命といってもいいユニットです。僕も反省の日々です。そんな中で3人は立派にここまでやっております。当然今回も初日打ち上げでそれぞれに花束を渡しました。今回は銀座です。銀座の街で予め22時位までやっている花屋を探しました。銀座って花屋多いんです。幸運にも劇場の近所に22時までやっててお手頃価格でみつくろってくれるという店がありました。3人にとって、何年後かに初舞台を思い出した時、<そういえば花貰ったな~>なんて思い出してくれればいいかな。そんな仲間たちとやってるジーパンズ、”好評”です!!是非是非。
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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