『終わったな』という話
いつ死んでもいいと思って生きている。でも、この前の大地震の時は『終わったな』とあきらめる気持ちを体感した。あのときは家で帯状疱疹の為静養してたとこでした。我が家はかなり古い木造アパートでなにかしら毎日揺れてるし、人が外の階段を上り下りするだけで部屋まで響くユルユルアパートなんです。それで、あの地震ですからゆれるゆれる。ガラスの食器やらは割れに割れました。家にいたからいいものの、出掛けてて夜帰ってきてたら間違いなく割れものを踏んでただろうと思うとゾッとします。あのストレスで帯状がまた治りづらくなったのでした。揺れている時は無力でした。何もできず収まるのを待つだけでした。いや、収まらないかもと思ってました。隣の家は瓦屋根が落ちてました。もう一度来たらホント危ないアパートです。来年更新なんでそろそろ考えてます。
『終わったな』といえば、この前のブログに書いた、映像会社で舞台監督兼役者をしたという話の付録です。公演初日の前日(つまり初日の夜中)に道具をそろえる為に終電近くに実家にかえり近所のドンキーホーテへ夜中車をだして買い物にいきました。当時はまだレーシックしてなかったので0・1ない裸眼の目で運転しました。丁度店に目を矯正できる眼鏡(プラスチックの眼鏡の形をして、レンズのとこに無数の小さな穴があいてる焦点を合わせる為の子供だましの物)が千円くらいで売ってたのでそれも買った。3時くらいだったろう。買い物を終え車に乗って家に向かった。交番の前を通ってかえる。と、そのうちにバックミラーにパトカーが見え始める。事件かな?なんて思いながら運転してても追い抜く気配もなく、ひたすら自分の車の後ろを走っている。なんかおかしい~。車の窓を閉めてたのと疲労のピークで耳が遠くなってたからずっと気づいてなかっただけだが、パトカーはずっと僕の車に『停まりなさい」とサイレンを鳴らしながら呼んでいたのだ。さっきの交番から追いかけてきていたので、500メーターは”逃走”していたことになる。追われる理由が分からないまま、トンネルの中で車を止めた。そして、僕の車の前後にパトカーが止まりおろされる。そしてお巡りさんが寄ってきて一言『ライト付いてないよ』・・え~である。全く気づいてなかった。向こうにしてみれば無灯火の車がひょうひょうと交番の前を走り抜けて、警告しても止まらないのだから逃走車として怪しむのは当然だ。そこで、僕はパトカーに乗せられ、車はお巡りさんが乗って交番へ。正にドラマのワンシーンを体験した。交番へつれてかれると年配のお巡りさん3人にかこまれての取り調べである。持ち物検査。実はさっき話した眼鏡がここで大ピンチの心境に陥れるのだ。見えない目で運転してたのがその眼鏡をもってることでバレてしまう!!無灯火逃走に加え眼鏡不携帯で罰がおおきくなる・・しかしお巡りさんは気にかけませんでした。セーフ。ひたすら取り調べは続いた。親にどう言おう、あと何時間後には劇場にいかなきゃならない。『終わったな~』と思った。丁度持ち歩いていた芝居のチラシをみせて貧乏役者の泣きで勘弁してもらおうと閃く。チラシには実際顔写真も日程も入っているから、さすがに嘘ではない。お巡りさんもそれをみてかなり同情してくれたのである。罰金は高かったが無事に家に帰ることができた。無灯火で走ってたとは・・。よほど追い込まれてたのでした。
いつもに増して長く書いたが『終わったな~』という話。
『終わったな』といえば、この前のブログに書いた、映像会社で舞台監督兼役者をしたという話の付録です。公演初日の前日(つまり初日の夜中)に道具をそろえる為に終電近くに実家にかえり近所のドンキーホーテへ夜中車をだして買い物にいきました。当時はまだレーシックしてなかったので0・1ない裸眼の目で運転しました。丁度店に目を矯正できる眼鏡(プラスチックの眼鏡の形をして、レンズのとこに無数の小さな穴があいてる焦点を合わせる為の子供だましの物)が千円くらいで売ってたのでそれも買った。3時くらいだったろう。買い物を終え車に乗って家に向かった。交番の前を通ってかえる。と、そのうちにバックミラーにパトカーが見え始める。事件かな?なんて思いながら運転してても追い抜く気配もなく、ひたすら自分の車の後ろを走っている。なんかおかしい~。車の窓を閉めてたのと疲労のピークで耳が遠くなってたからずっと気づいてなかっただけだが、パトカーはずっと僕の車に『停まりなさい」とサイレンを鳴らしながら呼んでいたのだ。さっきの交番から追いかけてきていたので、500メーターは”逃走”していたことになる。追われる理由が分からないまま、トンネルの中で車を止めた。そして、僕の車の前後にパトカーが止まりおろされる。そしてお巡りさんが寄ってきて一言『ライト付いてないよ』・・え~である。全く気づいてなかった。向こうにしてみれば無灯火の車がひょうひょうと交番の前を走り抜けて、警告しても止まらないのだから逃走車として怪しむのは当然だ。そこで、僕はパトカーに乗せられ、車はお巡りさんが乗って交番へ。正にドラマのワンシーンを体験した。交番へつれてかれると年配のお巡りさん3人にかこまれての取り調べである。持ち物検査。実はさっき話した眼鏡がここで大ピンチの心境に陥れるのだ。見えない目で運転してたのがその眼鏡をもってることでバレてしまう!!無灯火逃走に加え眼鏡不携帯で罰がおおきくなる・・しかしお巡りさんは気にかけませんでした。セーフ。ひたすら取り調べは続いた。親にどう言おう、あと何時間後には劇場にいかなきゃならない。『終わったな~』と思った。丁度持ち歩いていた芝居のチラシをみせて貧乏役者の泣きで勘弁してもらおうと閃く。チラシには実際顔写真も日程も入っているから、さすがに嘘ではない。お巡りさんもそれをみてかなり同情してくれたのである。罰金は高かったが無事に家に帰ることができた。無灯火で走ってたとは・・。よほど追い込まれてたのでした。
いつもに増して長く書いたが『終わったな~』という話。
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