考古学に目覚める
横溝正史の文庫本の表紙絵で有名な杉本一文さんのトークショーの時に知り合った瀧嶋さんというお姉様に杉並の考古展に連れてってもらった。瀧嶋さんは絵を描いたり、薬剤師だったりで今は考古学にはまっている人で、僕が帯状疱疹にかかって弱っていたときに「土器をみれば腹が据わる」とアドバイスしてくれた人です。というのも、大地震も起った時で世の中が騒いでる時に彼女が言った一言で僕の生きて行く上で価値観が変わるかもしれない事を言ったのです。それが、古代人からこの火山や地震の真っただ中の日本で力強く生きて来ているのに何を騒いでいるのかと。「腹が据わる」というのは土器をつくる時にもたもたしていたらあんなものはつくれない、迷わずに手をすすめるその勢いが古代人の魅力なのだと。そういわれるとそうかなと。土器をみて何か感じたいと思い今日見に行ってきました。瀧嶋さんに色々解説してもらいながら、出土遺物の数々をじっくりみてきました。何か不思議でした。これからもっと見に行きたいです。人間のルーツを感じ、腹が据わる為に。
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