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飯田の”別荘”

 バッカスカッパの稽古は明日で終わり、いよいよ劇場に入ります。今回もドタバタしてますが、僕もいい役をいただいてます。是非、足を運んでいただきたいものです。そんな時期ですが、ふと父親の姉が独りで暮らしてる長野の飯田に行きたくなりました。別に逃げ出したいとか集中してないとかでなく、毎年一回は一人で遊びに行っておばちゃんに会い、飯田の自然の空気を満喫するのが僕の楽しみなんです。おばちゃんの家は飯田駅から歩いて15分くらいのとこにあり周りは山にかこまれている見晴らしのいいとこです。数年前におばちゃんちの裏山がこどもの国になり、おだやかなレジャーランドになりました。と、言っても普段は人っけもなくのんびりしてて、飼われてる親子ヤギがいるのと図書館やアスレチックがあるくらいなとこです。昔は廃校だったとこで、おばちゃんちに招待した農大劇研の仲間と誰もいない広いグランドで野球をしたもんです。とても楽しかった。あの仲間はみんな結婚して幸せになってます。多分、飯田がなかったら僕はこんなのんびりした性格になってなかっただろうと思うくらい、気持ちいいとこで心をリフレッシュしたい時は泊まりに行ってます。ものごころついた時から、好きな女性を連れてってあげたいな~と思い早・・・悔しいような、こんな素敵なとこを教えられないもどかしさがつのるばかりです。で、こうして芝居やらやっていると月日は経つのが早いもので”あれ、今年行ったっけ?”みたいになってしまう。なにしろ、いつも僕を暖かく迎えてくれるおばちゃんもいい歳である。いつまでもいい思いでの飯田がある訳ではない。おばちゃんが元気なうちにおばちゃんにもいい思い出をあげたい!!おばちゃんもずっと独身でたくましく生きてきた人ですが僕が帰ったあとはいつも寂しくて悲しくなっちゃうんです。この頃はあまりながく滞在するとその分おばちゃんを寂しい思いにさせてしまい体に響かせるのが怖いので一,二泊しかしません。自分が突き進むのも大事だが、大切にしなきゃならない人、ものを忘れてはならない。今年はいつ行けるかな~。
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プロフィール

agotonio

Author:agotonio
1973年、埼玉浦和生まれ、AB型。
故俳優蟹江敬三氏を追い続けている。イッセー尾形氏のひとり芝居にあこがれ農大劇研で芝居を始めた。トムプロジェクトの養成所に入り、人生の指針が動きだした。
新日本プロレスをこよなく愛す。
俳優。

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